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2021 Fiscal Year Research-status Report

視線分析を活用した看護教員の臨床推論を可視化する教育メソッド開発

Research Project

Project/Area Number 21K10553
Research InstitutionJapan Healthcare University

Principal Investigator

山崎 公美子 (佐藤公美子)  日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (30324213)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 工藤 悦子  日本医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70438422)
進藤 ゆかり  日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (70433141)
齋藤 道子  獨協医科大学, 看護学部, 講師 (00826381)
和田 ゆい  日本医療大学, 保健医療学部, 助教 (20882682)
難波 亨  日本医療大学, 保健医療学部, 助手 (70881720)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
Keywords視線分析 / 臨床推論 / シミュレーション学習
Outline of Annual Research Achievements

2021年は、当初予定していた「看護実践場面における看護学生の視線解析」のための、対象者を得ることができなかった。コロナ禍にあり、学生が登校しての活動が一切できなかったこと、実験に必要な模擬患者への依頼も社会情勢に鑑み控えたことが要因である。本年度は、次の研究準備を行った。①先行研究(和雑誌、洋雑誌)のレビューを行い、研究分担者と実験方法に関して再検討した。併せて、使用する眼鏡型視線計測機の選択のため、業者によるデモ機の説明を経て、実験機器に関して検討を行った。これらより、2社の製品を使用して実験を行う予定とした。②実験の看護実践場面に設定する臨床のシチュエーションを検討した。③本研究に関する先行研究にあたる論文を投稿した。
大学ではオンライン講義が常態化する中、本研究は看護熟練者が経験則に基づいて行う臨床推論を、視線分析を通して可視化し、オンライン講義での活用を目指すものであり、研究目的は今日の看護教育の方法(IT活用)に即していると考える。しかし、YouTube動画を見慣れた学生の内的動機付けを意識した画像づくりを継続して検討する必要がある。また、オンライン講義を経た学生の、動画視聴に関する全般的な意見や要望を取り入れるなど、新たな検討が示唆された。
来年度は、実験のための対象者(学生)と協力者(模擬患者)が得られれば、即座に実験を遂行していく予定である。実験をより効果的に行うための新たな機器(360度カメラやVRなど)の検討も行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

コロナ禍にあり、今年度の対象である看護学生、および研究協力者(模擬患者)の研究参加が困難であったため実験研究が行えなかった。

Strategy for Future Research Activity

社会情勢を鑑みたうえで、研究対象者および研究協力者の依頼を行い研究を遂行していく。また、予定している分析方法と分析内容(注視回数、注視時間、関心領域、最大連続注視など)の検討と、さらなる分析項目の精査を行うなど、実験準備を進める。

Causes of Carryover

2021年度に予定していた実験研究が実施できず、対象者への謝金と研究成果の発表のための学会参加、国内旅費が未支出のためである。2022年度は、視線カメラ及び関連する機器(PC、ケーブルなど)を購入し、研究遂行のための実験準備を行う。コロナ感染状況を鑑みながら、実験研究を行っていく。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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