2022 Fiscal Year Research-status Report
Can Increase Self-Compassion Suppress Burnout of Rookie Nurses?
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21K10578
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Research Institution | Yamaguchi Prefectural University |
Principal Investigator |
小川 直美 (佐々木直美) 山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (00341230)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 新人看護師 / セルフ・コンパッション / レジリエンス / ストレス反応 / バーンアウト |
Outline of Annual Research Achievements |
研究1.新人看護師のセルフ・コンパッションとバーンアウトの抑制の検討に先立ち、看護学生を対象として、セルフ・コンパッション、レジリエンス、教員や友人や家族のサポートが知覚されたストレスやストレス反応にどう影響するかについて質問紙調査を行った。共分散構造分析の結果、サポートとセルフ・コンパッションおよびレジリエンスはともに関連しあっており、かつ、サポートはストレス反応に直接影響し、セルフ・コンパッションとレジリエンスは、知覚されたストレスを介してストレス反応に影響を及ぼすことが明らかとなった。今年度はこの結果の公表にむけた準備をすすめた。 研究2.研究1で明らかとなったモデルを参考に、全国の総合病院で勤務する3年目までの新人看護師を対象として調査を行った。用いた変数は、職業性ストレス簡易調査票のすべての項目、セルフ・コンパッション、レジリエンス、リカバリー、バーンアウトである。これについては約2000名から回答協力が得られた。今年度はその調査実施が終了し、公表にむけた準備をすすめているところである。 研究3.新人看護師のセルフ・コンパッションを高めることでバーンアウトが抑制されるという予測をたて、セルフ・コンパッションを高めるためのセルフケア法の効果検証を行う予定である。今年度は、セルフケア法の介入期間、介入頻度などの検討が必要であるため、予備的研究として計画を立案し、30名の対象者に実施しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究1および研究2ともに公表に向けた準備を進めることができた。 また、研究3については、本調査に向けて予備調査を進めることができた。 そのため、研究計画遂行にむけておおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
研究2については、結果の公表および調査に協力してくださった総合病院への結果のフィードバックを行う予定である。 研究3については、予備的研究の実施終了後に結果をまとめ、本調査に向けて計画立案し、全国の総合病院で勤務する新人看護師を対象とした介入の協力依頼を行う。
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Causes of Carryover |
今年度は研究2の量的研究の調査依頼にかかる書類の郵送費を主として支出した。次年度は、研究3の介入に関する協力依頼にかかる書類の郵送費および介入協力者への謝礼を支出する。
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