2022 Fiscal Year Research-status Report
精神科病棟の看護師を対象にEBPに関する継続的な学習を支援する教育システムの開発
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21K10596
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Research Institution | Tokyo Junior College of Transportation |
Principal Investigator |
小宮 全 東京交通短期大学, 運輸科, 教授 (70572220)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小宮 浩美 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (10315856)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | EBP / 学習支援システム / 精神科病棟 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の考えられる成果としては,①精神科病棟での看護師が学習すべき実践適用の具体例をまとめること,②まとめられた具体例を組み込んだ学習システムを構築すること,③構築された学習システムを病棟に導入して効果を測定することの3点である.これらのうち①に関しては,文献の検索と収集,システマティックレビューおよび量的メタ分析によるエビデンスの統合はおおむね終了した.今年度中に学会発表および論文での発表が可能である.量的メタ分析は終了しているが質的メタ分析は終了していない.②の学習システムに関しては,システムそのものの構築も半分程度終了している.ただし,エキスパートパネルによるチェックが未実施である.③は2023年度に取り組むべき事項である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染防止の観点から,実際に病棟に入って実施する作業及び看護師の方に協力していただく作業はすべて停止している.このため,①エキスパートパネル(看護師)によるチェック,②学習コンテンツを洗練するためのグループインタビュー,③フィージビリティスタディとしての2か月間の介入研究が実施できていない.
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は,新型コロナウイルス感染症が5類相当に変更になったことを受け,計画の中で停止していた①エキスパートパネル(看護師)によるチェック,②学習コンテンツを洗練するためのグループインタビュー,③フィージビリティスタディとしての2か月間の介入研究を実施する目途が立っている.
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Causes of Carryover |
研究分担者分の50000円が未使用のため.これは2023年度で使用する.
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