2022 Fiscal Year Research-status Report
看護学生のプロフェッショナリズム測定のための尺度開発
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21K10617
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
有村 優範 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (70881374)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看護学生 / プロフェッショナリズム / 教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
国内外の文献を検索し、Rodgersの概念分析法を用いて、書籍を含む37文献を対象に看護プロフェッショナリズムを検討した。プロフェッショナリズムは、社会学の定義を基に看護独自の専門性を考慮し、定義づけを行った。この概念分析により、看護プロフェッショナリズムの属性、先行要件、帰結が明らかになった。 また、今回定義した看護プロフェッショナリズムの構成概念を参考に、学士課程の看護プロフェッショナリズムの到達度について抽出し、項目を検討する。尺度案を作成し、デルファイ法やパイロットスタディを通じて、内容の妥当性を検証し、尺度を完成させる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初、看護プロフェッショナリズムの尺度開発の予定し、研究準備を行っていたが、研究内容を検討する中で、方針を一部修正が必要であることが考えられた。そのため、新たに研究枠組みを修正し、今後の方針を再検討を行っているためである。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、全行程を含めた研究計画の見直しを行っており、修正が終了次第、倫理委員会に提出を行い、データ収集に移行する。研究協力がスムーズに得られるように、研究意義や目的を明確に提示し、対象者へ協力依頼を行っていく。
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Causes of Carryover |
2022年度に予定していた面接調査時期が、ずれてしまっているため、予定していた交通費がかかっていないため残金が生じた。 2023年度は、面接調査やデルファイ法による資料郵送を実施予定であり、それらに費用を使用する予定である。
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