2021 Fiscal Year Research-status Report
実習指導者の教育力向上のためのシミュレーション教材作成共同学習プログラムの開発
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21K10619
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Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
マルティネス 真喜子 京都橘大学, 看護学部, 准教授 (10599319)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前川 宣子 (河原宣子) 京都橘大学, 看護学部, 教授 (00259384)
奥野 信行 京都橘大学, 看護学部, 教授 (20364044)
萬代 彩子 京都橘大学, 看護学部, 助手 (30875612)
時岡 辰汰郎 京都橘大学, 看護学部, 助手 (60876499)
野島 敬祐 京都橘大学, 看護学部, 准教授 (70616127)
平岡 華奈江 京都橘大学, 看護学部, 助手 (80877960)
深尾 沙紀 京都橘大学, 看護学部, 助手 (40909412)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看護学実習指導 / シミュレーション教育 / 協働学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度は研究計画に基づいて、研究協力者の確保(計6名)、1回目のインタビューなどを進めることができた。学習会のプログラムは計7回実施した。しかし、新型コロナ感染拡大の影響を受け、実習指導者との協働学習会の進行が遅れるかたちとなった。これにより、学習会プログラムの予定を変更した。特に、令和3年度中にシミュレーション演習案を作成することはできたが、シミュレーションの実施にまで至れなかった。これにより、年度内に行う予定であった2回目のインタビューの実施が困難となった。2回目のインタビューは令和4年度5月に実施するよう研究スケジュールを修正し、シミュレーション実施も令和4年度中に実施することとなっている。令和4年度中に、インタビューから得られた質的データの分析および、教授活動自己評価尺度による質問紙データの分析が可能となる予定であり、学術集会での発表や論文作成に取り組んでいく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
連携施設が病院であり、協働学習会が臨床実習指導者と大学教員で行うものであるため、昨年度は新型コロナ感染拡大の影響を受け、学習会の開催のスケジュールを当初の予定通り進めることができなかった。今年度も、感染の影響を受ける可能性があるが、このような状況を想定した研究計画に修正して取り組んでいくこととする。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度の協働学習会スケジュールの遅れを今年度中にカバーできるよう、研究スケジュールを修正した。昨年度行う予定であった2回目のインタビューは今年度5月に実施し、昨年度の協働学習会の効果を評価する。これをふまえ、今年度の協働学習会の進行と、アクションリサーチを引き続き行っていく予定である。研究協力施設との関係性も良好であり、協力が得られる状況であるため、研究遂行に大きな影響はないものと考える。
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Causes of Carryover |
昨年度実施できなかった2回目のインタビューにかかる謝礼などの経費および、昨年度実施できなかったシミュレーション演習実施にかかる経費に充てることとする。
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