2022 Fiscal Year Research-status Report
会話ロボットを用いて独居高齢者のフィジカルとメンタルをサポートするシステムの構築
Project/Area Number |
21K10636
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Research Institution | University of Nagasaki |
Principal Investigator |
辺見 一男 長崎県立大学, 情報システム学部, 教授 (30238711)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 多恵 長崎県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (00597776)
三重野 愛子 長崎県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (60516293)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 独居高齢者 / 見守り / 会話ロボット |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、会話ロボットUnibo(Uniboと呼ぶ)を用いて独居高齢者のフィジカル面とメンタル面をサポートするシステムを構築することを目的とする。 本年度は高齢者のメンタル面でのサポートを行うためのプログラムを検討し、シリトリを行うプログラムをUniboにインストールすることによって、Uniboが音声で利用者とシリトリゲームを行うことができるようになった。また、昨年度作成したプログラムは、BLE(Bluetooth Low Energy)の接続が不安定であったために、本年度はプログラムを見直して安定性の向上をはかった。本年度は離島(新上五島)での実地調査と資料収集も行う予定であったが、依然として新型コロナウイルスの感染が収束しなかったために実施することができなかった。離島での調査は来年度に行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
高齢者のメンタル面でのサポートを行うためのプログラムを検討し、シリトリを行うプログラムをUniboにインストールすることによって、Uniboが音声でシリトリゲームを行うことができるようになった。また、昨年作成したプログラムは、BLE(Bluetooth Low Energy)の接続が不安定であったために、本年度はプログラムを見直して安定性の向上をはかった。これらのことより、本年度の目標はほぼ達成できていると判断する。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度に離島で実地調査と資料収集を行う予定であったが新型コロナウイルスの感染が収束しなかったことにより、これらを行うことができなかった。 来年度は新型コロナウイルスの感染状況を考慮しながら、離島での調査と資料収集を行う予定である。
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Causes of Carryover |
本年度に離島で予備の実地調査と資料収集を行うこととなっていたが新型コロナウイルスの感染拡大により離島で調査を行うことができなかった。 来年度は新型コロナウイルスの感染状況を考慮しながら、離島での調査ができるようであればそのための費用とする予定である。
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Research Products
(3 results)