2022 Fiscal Year Research-status Report
Evaluation of swallowing function on age-related changes by analysis using voice function, movement of larynx and the surface electromyogram of the hyoid muscles.
Project/Area Number |
21K10655
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
松本 智晴 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 准教授 (80540781)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊賀崎 伴彦 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (70315282)
坂田 聡 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 助教 (80336205) [Withdrawn]
前田 ひとみ 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 教授 (90183607)
山本 麻起子 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 助教 (10971195)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 嚥下機能 / 音声機能 / 筋電 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、①オトガイ舌骨筋と舌骨下筋群の表面筋電図、音響特徴量及び喉頭運動による嚥下機能と音声機能の加齢変化を明らかにし、栄養状態、喫煙・飲酒の影響について検討すること、② 表面筋電図と音声機能評価、喉頭運動の関係性を明らかにし、音声機能評価と喉頭運動解析による嚥下機能の客観的な評価の有効性について検討することである。 2021年度は、データ収集方法について検討し、喉頭運動の動画解析ツールとしてモーションキャプチャーを導入した。2022年度に入り、モーションキャプチャーの機器の操作練習と解析方法の検討を行うと同時に、データ収集のためのマンパワーが不足したため研究分担者を追加した。これら研究方法の変更に伴い、所属大学の倫理委員会に計画変更を申請し承認を得た。また、研究分担者の増員に伴い、筋電計を用いたデータ収集について言語聴覚士から指導を受け、研究者間のデータ収集技術の統一を図った。 新型コロナウイルス感染症が収束に向かったタイミングでデータ収集を開始した。本研究の対象数は、20歳台~70歳台の健常者男性と女性それぞれの年代群でnは14名以上、計168名以上を目標としている。現在は、20歳台女性14名、男性14名、30歳台女性6名、男性4名、40歳台女性12名、男性2名、50歳台女性10名、男性3名、60歳台女性12名、男性3名、70歳台男性と女性各1名、計82名(約49%)のデータ収集が終了した。今後も継続してデータ収集を行うと同時にデータ解析を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりデータ収集の開始時期が遅れたが、現在、データ収集の目標値の約49%が終了した。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き対象者への協力を求めていく。今後は、就業などにより協力が得られにくい中高年男性が中心となるが、時間をかけてデータ収集を行い、データ収集の目標値達成を目指す。それと同時に、表面筋電図と音声機能評価、喉頭運動の関係性についてのデータ解析を進め、随時成果報告を行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響によりデータ収集開始が遅れたため、データ収集とデータ解析に伴う経費執行が遅れ、残額が発生した。次年度は、引き続きデータ収集とデータ解析に必要な経費執行および成果報告のための経費執行を行う。
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