2021 Fiscal Year Research-status Report
閉塞性換気障害患者に対する訪問看護による耳朶採血からの血液ガス測定の有用性の検証
Project/Area Number |
21K10707
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
梨木 恵実子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (40859203)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前野 敏孝 群馬大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00436297)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 閉塞性換気障害 / 訪問看護 / Ⅱ型呼吸不全 / 耳朶血 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、訪問看護による耳朶血による血液ガス測定が、在宅の閉塞性換気障害療養者の急性Ⅱ型呼吸不全の評価と対応による有効性と安全性を明らかにすることである。 初年度の計画は、臨床で実施する準備として、訪問看護による観察項目の作成、医師による包括的指示の作成であった。 まず研究分担者と研究協力者(参加者:医師、訪問看護師、理学療法士、薬剤師)によるミーティングを実施した。研究の進め方、役割分担を確認した。 しかしその後研究責任者の体調不良に伴い研究を中断したため、情報収集の段階で終了しており、初年度の目標である2つの作成には至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
理由は、研究責任者の休職に伴い研究を中断したためである。 本研究の目的は、訪問看護による耳朶血による血液ガス測定が、在宅の閉塞性換気障害療養者の急性Ⅱ型呼吸不全の評価と対応による有効性と安全性を明らかにすることである。 2年目以降に臨床で実施する準備として、初年度は訪問看護による観察項目の作成、医師による包括的指示の作成する予定であったが、研究中断に伴い実施できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
初年度は研究を中断せざるを得ない状況となっため、初年度に実施する予定であった内容を次年度で実施する。具体的には以下の通りである。 〇採血実施前の準備と標準化 研究分担者と研究協力者と検討しながら進める。 具体的には訪問看護の観察項目の作成と医師による包括的指示の作成である。訪問看護は、実際に採血を実施する訪問看護ステーションに加え、他に閉塞性肺疾患の療養者に訪問経験のある訪問看護師の協力も得ながら観察項目を作成する。
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Causes of Carryover |
研究責任者の体調不良と休職により研究を中断したため。そのため初年度末に医療機器も購入予定であったが、研究費用は使用することはなかった。 次年度は、初年度に予定していた計画を進める。そのため初年度に予定していた、研究に関する費用(文献、書物など)、医療機器などを2年目に費用としてあてる。
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