2021 Fiscal Year Research-status Report
脳卒中患者の主体的な療養行動を引き出す看護のわざモデルの開発
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21K10724
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Research Institution | University of Kochi |
Principal Investigator |
益 宏実 高知県立大学, 看護学部, 助教 (00849812)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山西 亜紀子 高知学園短期大学, その他部局等, 講師(移行) (00896128)
藤田 佐和 高知県立大学, 看護学部, 教授 (80199322)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 脳卒中看護 / わざ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は脳卒中患者の主体的な療養行動を引き出す看護のわざモデルを開発することである。本研究では療養行動を引き出す看護のわざを語ってもらうインタビューを実施予定である。しかしいろいろな分野で用いられる「わざ」という言葉の汎用性が高く、対象者に本研究における「わざ」を的確に伝えることが、その後のデータ抽出における真実性・妥当性に影響すると考える。そのため、研究の中での脳卒中患者の主体的な療養行動を引き出す看護のわざの枠組みに基づいて対象者に語っていただくために、語りやすいようなインタビューガイドを作成している。 研究実施計画では、慢性疾患看護専門看護師も対象に入れているが、対象者のリクルートの中で慢性疾患看護専門看護師は脳卒中をサブスペシャリティとしている方が少ないため、脳卒中リハビリテーション看護(脳卒中看護)認定看護師で探している。しかし、SCUなど急性期病棟で勤務しており、本研究の回復期や維持期にある脳卒中患者の療養に関わっている、資格をもつ看護師が少ない現状がある。脳卒中学会などで演者やシンポジストとして参加している・もしくは看護専門誌で紙上発表している脳卒中リハビリテーション看護(脳卒中看護)認定看護師のうち脳卒中の看護外来を設けている方を探索している。また、回復期・維持期の脳卒中患者に関わるのは外来だけではないため、回復期リハビリテーション病院・病棟で活動している看護専門職も探索している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
大学の業務だけでなく他事業があり、エフォート通りに研究時間を取るための研究者のタイムマネジメントが不十分であった。 また、対象者の選定において、対象となるものがSCUなど急性期治療の場で臨床実践を行っており、外来や在宅で実践している方など選定の方法を拡大し探していく必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
研究対象者を慢性疾患看護専門看護師および脳卒中リハビリテーション看護(脳卒中看護)認定看護師に限定していたが、脳卒中患者の療養行動の支援に携わっている専門職として、訪問看護ステーションに勤務している在宅看護専門看護師、訪問看護(在宅ケア)認定看護師などにもアプローチを拡大していくことを検討している。また、研究者は脳卒中の専門病院に在籍していたことがあり、脳卒中の看護経験豊かな看護師を機縁法にてリクルートすることも視野に入れていく。ただし機縁法では対象者の所属施設が限局されるなどの課題もあることに留意し検討する。
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Causes of Carryover |
インタビューでの謝金や移動費用を計上したが、使用できなかったため次年度使用とし、次年度の謝金および移動費もしくは通信費として使用する。
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