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2021 Fiscal Year Research-status Report

造血幹細胞移植を受けたがん患者のフレイル看護支援モデルの構築

Research Project

Project/Area Number 21K10805
Research InstitutionUniversity of Hyogo

Principal Investigator

清原 花  兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (80876821)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川崎 優子  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (30364045)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywords造血幹細胞移植 / フレイル / 看護支援 / 多職種支援 / がんリハビリテーション
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、造血幹細胞移植(以下、移植)患者へのインタビュー調査と、移植認定施設の関係部門にアンケート調査を行い、移植患者のフレイルの実態や、フレイルへの介入実態や課題を多角的に明らかにし、移植版フレイル看護支援モデルを構築することが目的である。
2021年度は、移植後患者を対象に、フレイルの実態やフレイルの生活への影響、フレイルへの介入の現状を明らかにするため、インタビュー調査を実施した。インタビュー調査は、計画通り、所属機関の研究倫理委員会より承認を得ることができた。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、研究協力施設から研究開始の許可を得ることに時間を要し、予定よりもインタビュー調査の開始が遅れた。そのため、現在もインタビュー調査を継続し、データ収集ならびに分析を実施している。計画の進捗は遅れているが、予定通りの症例数に対して、インタビューを実施できる予定である。
インタビューでは、移植患者の心身の変化や生活への影響、フレイルへの対処行動について語られ、移植患者特有の問題があることが示唆された。また、フレイルに対して、医療者や家族などから介入があることが明らかとなった。今後も、データ収集ならびに分析を進め、結果は、学会発表ならびに論文投稿を予定している。
また、2022年度実施予定のアンケート調査の項目の検討ならびに、移植患者のリハビリテーションに関する知見を深めるため、移植患者へのリハビリテーションを積極的かつ先駆的に行っている移植施設での研修を、2022年度前期に計画した。そのため、移植施設の関係者と研修参加に関する調整を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

インタビュー調査の研究計画書の作成ならびに所属機関の研究倫理委員会の承認は計画通りに進めることができた。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大ならびに緊急事態宣言が発令されたことにより、研究協力施設での研究許可を得ることに時間を要した。そのため、予定よりもインタビュー調査の開始が遅れてしまい、現在もインタビュー調査を継続している。

Strategy for Future Research Activity

現在行っているインタビュー調査のデータ収集ならびに結果の分析をすすめていく。
また、2022年度は、計画通り移植認定施設にアンケート調査を行う予定である。そして、アンケート項目の検討や、移植患者へのリハビリテーションについて知見を深めることを目的に、移植患者へのリハビリテーションを積極的かつ先駆的に行っている医療機関における研修を計画している。

Causes of Carryover

インタビュー調査が予定よりも遅れており、次年度に継続して実施するため、テープ起こしや謝金に使用予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] 同種造血幹細胞移植を受けたがん患者の退院後の転倒予防行動と影響を与える諸条件2022

    • Author(s)
      清原 花、川崎 優子
    • Journal Title

      日本がん看護学会誌

      Volume: 36 Pages: 55~65

    • DOI

      10.18906/jjscn.36_55_kiyohara

    • Peer Reviewed / Open Access

URL: 

Published: 2022-12-28  

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