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2021 Fiscal Year Research-status Report

イスラームを国教とするバングラデシュにおける女性の性機能障害の実態と障害への対処

Research Project

Project/Area Number 21K10881
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

井本 敦子  長崎大学, 熱帯医学・グローバルヘルス研究科, 助教 (80745498)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松井 三明  長崎大学, 熱帯医学・グローバルヘルス研究科, 准教授 (00285115)
本田 純久  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (90244053)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
Keywords女性性機能障害 / 対処行動
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、バングラデシュ都市部の女性を対象に、質問紙調査および質的インタビュー調査を用いて、性機能障害の有症状況、障害の種類・重症度の実態を明らかにするとともに、障害に対する対処行動についても検証する。本研究により、性機能障害の有症者がどの程度存在し、どのような障害を抱え、どのように障害に対処したかが明らかになり、障害を持つ女性本人、また医療従事者や保健医療政策策定者が問題を意識化し、適切な施策を促進することができると考える。
本年度は、量的調査の準備を行うため、現地協力機関の協力を得て、現地の当該分野に関わる医療体制や保健政策、保健医療サービスについて情報収集を行い、研究計画の詳細を協議する予定であった。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、現地への渡航が難しく、また協力機関においても新型コロナウイルス感染症の関連業務が増えたこともあり、調査協力を求めにくい状況に陥った。このため、インターネット検索等によって、女性の性機能障害の有症率や障害に対する対処行動等について文献レビューを行い、現地での研究業務は翌年に順延することとした。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染症の蔓延により、現地訪問が叶わず、また、協力機関および研究代表者はコロナ感染症対応に伴う関連業務が増加し、研究の実質的な遂行は困難であった。

Strategy for Future Research Activity

新型コロナウィルス感染症の影響を注視しながら、現地訪問を試み、実施が許される範囲で研究計画を進めていく予定である。新型コロナウイルス感染症の状況によっては、確実に進めることができるデータ収集方法を研究者内で検討する。

Causes of Carryover

新型コロナウィルス感染症の影響により、現地での活動が行えず、研究の実質的な遂行は困難であったため、次年度使用額生じた。次年度は、調査の準備にかかる旅費や会議費、調査実施に必要な調査員への謝礼、調査用紙等の消耗品等を主な費目として使用する予定である。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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