2021 Fiscal Year Research-status Report
助産師が運営する訪問看護ステーションの事業ダイナミズムに関する探索的研究
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21K10893
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Research Institution | Tokyo University of Information Sciences |
Principal Investigator |
市川 香織 東京情報大学, 看護学部, 教授 (90375882)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 博宣 東京情報大学, 看護学部, 教授 (70591949)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 助産師 / 訪問看護ステーション / 事業ダイナミズム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、イノベータ助産師が運営する訪問看護ステーションの事業ダイナミズムを探索的に分析し、イノベータ助産師を育成、サポートする仕組みを構築することである。 研究の第1段階として、初年次は、助産師による訪問看護ステーション開設事例の分析を行うことを計画した。研究協力の得られる訪問看護ステーション1・2か所を対象にヒアリングと市場の主要な細分化変数の調査を行うこととし、訪問看護ステーションの管理者である助産師を対象に1か所ヒアリングを行った。開設までの経緯、訪問看護ステーションの理念や目標、人的資源管理の実態や経営管理状況、利用者数の実態や利用者からの具体的な反応、コロナ禍で苦慮していることなどをヒアリングすることができた。 事業分析は、3C分析、SWOT分析、マーケティング・ミックスを構成する「4つのP 」と顧客視点による「4つのC」を加え、STP 戦略(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング戦略)を明確化することとしていたが、具体的な分析までは進められなかったため、マーケティングの視点からの分析を今後精力的に進めていく。 また、関西地方の産後ケア施設開設助産師より、訪問看護ステーションとの連携あるいは開設を検討しているという情報を得たため、ヒアリングの対象として依頼を行い、内諾を得た。その他当初から予定していた対象者も含め、ヒアリング対象者数を増やし、事業ダイナミズムの分析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍で対面でのヒアリングができず、日程調整が遅れてしまったことと、ヒアリング対象の訪問看護ステーション自体もコロナ禍で研究協力に消極的だったことが要因として挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
対面でのヒアリングが難しい場合は、リモートでのヒアリングを含め検討する。また、事業ダイナミズムの分析について、研究分担者の協力を積極的に得て進めていく。
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Causes of Carryover |
今年度実施できなかったヒアリングについて次年度実施するため。
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