2022 Fiscal Year Research-status Report
子どもと家族に向けた双方向型・時間外救急受診ケアモデルの構築
Project/Area Number |
21K10906
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
佐藤 由紀子 新潟大学, 医歯学系, 助教 (00882797)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤澤 宏平 新潟大学, 医歯学総合病院, 教授 (10175771)
住吉 智子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50293238)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 小児救急 / 時間外受診 / 教育教材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,「救急医療現場における小児患者の時間外受診ケアモデル構築」を行うことである.平時での育児支援等は,子育て支援センターなどで開催されている.しかし,救急医療現場での標準化した看護基準は見当たらない。現場で使用できる看護基準の構築は喫緊の課題である。本研究では,「時間外ケアモデル構築」の土台となるホームケアの強化が必要であることから,受診前あるいは受診の際に活用できる教材開発に取り組むこととし,計画の一部修正を行った. 2022年度は,臨床現場で利用可能な「Tannerの臨床判断モデル」を応用した教育教材の開発に取り組み,プロトタイプの教材開発を行なった.この教材は,リーフレット作成のためのプラクティスガイドラインの品質指標12項目(Paul, 2007)に添って作成した.小児科医師4名と小児看護のスペシャリスト,さらに5名の保護者に検証いただき,信頼性・妥当性は得られている.今後は,教材の有用性ならびにユーザビリティの評価を行う予定である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度は,全国規模の調査を実施予定だったが,調査実施時期に再び新型コロナウイルスの感染拡大が起きたため,臨床現場での調査は控え,教材開発に取り組んだ.
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度に作成した教育教材プロトタイプの有効性ならびにユーザビリティの評価を行う.また臨床で応用するために,これを使用した教育方法について,調査を行う予定である.
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Causes of Carryover |
全国調査を行う予定であったが、計画を一部修正し、教材開発に着手したため、昨年度からの繰越金が発生している。本年度、調査を行う予定で、この繰り越し金額を使用する予定である。
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