2022 Fiscal Year Research-status Report
気管支喘息のトランジションに向けた教育支援プログラム開発と検証
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21K10914
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
大坪 美由紀 佐賀大学, 医学部, 助教 (50769106)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 浩一郎 佐賀大学, 医学部, 講師 (70549071)
在津 正文 独立行政法人国立病院機構嬉野医療センター(臨床研究部), 医局, 小児科部長 (10346877)
鈴木 智恵子 佐賀大学, 医学部, 教授 (20569636)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 気管支喘息 / トランジション / ICT教育 / 教育支援プログラム / 多職種連携 / 小児医療 / 成人医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は気管支喘息のトランジション(小児から成人へ移行するヘルスケアのプロセス)に関する実態及び教育ニーズを調査し、ICTを活用した中学・高校生対象のトランジション教育支援プログラム開発・効果の検証を目的とする。 2022年度は、日本アレルギー学会学術大会で2021年度に実施したトランジション支援に向けた研修会に関する調査内容を発表し、臨床現場で勤務する小児科医・呼吸器内科医と情報交換を行った。また、日本アレルギー学会が主催している研修会等で情報収集した内容を研究者間で情報共有し、教育内容及び調査内容を検討した。 現在は、2022年度より気管支喘息のトランジションを経験した15~30歳未満の患者を対象にしたインタビュー調査を進めている。インタビュー調査では具体的な教育支援のニーズ、トランジションの時期やあり方、小児科・呼吸器内科の受診の違い等を明らかにすることを目的に進めており、引き続き対象者を増やす予定である。また、トランジションの実態及び困難感の調査結果に関する論文執筆に取り組んでいる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
インタビュー調査を実施しているがリクルートに時間を要し、遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
トランジションの実態や課題の結果を、論文発表する予定である。また、インタビュー調査の結果の分析により教育ニーズを明らかにし、効果的な教育方法を検討する予定としている。
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Causes of Carryover |
翌年度のインタビュー調査や教育媒体作成に予算が必要である。また、新型コロナウィルス感染症の影響で計画が遅れているため、翌年度に使用できる助成金が必要である。
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Research Products
(1 results)