2022 Fiscal Year Research-status Report
レセプト分析に基づく北海道の妊娠高血圧症候群と周産期医療体制の実態
Project/Area Number |
21K10938
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
前田 尚美 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (60407129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小山 雅之 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10822736)
大西 浩文 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20359996)
久野 芳佳 札幌医科大学, 医学部, 助教 (20619093)
高塚 伸太朗 札幌医科大学, 医療人育成センター, 講師 (30457733)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 妊娠高血圧症候群 / レセプト / 北海道 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報データベース (NDB)を用い、北海道内の医療機関を受診した全妊娠高血圧症候群(HDP)患者の実態を明らかにし、今後の予防・管理体制構築のための基礎資料とすることである。 2021年度には、厚生労働省より2010年から10年間の北海道内レセプト情報約6.6億件を受領し、活用可能な形式にデータベースを整えた。2022年度は、このデータベースより、HDP関連傷病名が1つ以上ついたものをHDP患者と定義して抽出し、一般的に名寄せに用いるID1, ID2から、下限となるID数を算出した。これにより、2010~2019年度のHDP患者数と、診療開始時の患者の年齢区分、医療機関受診医療圏を記述した。 現在、HDP患者の算出方法及び結果について、学会発表の準備を進めているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
HDP患者数をどのように算出するか、その方法の検討に時間を要した。そのため予定していたよりも分析が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
HDP診療開始時点における匿名レセプト情報の分析はほぼ終了した。今後は、診療開始時点以降の長期間に渡る匿名レセプト情報を追い、受診状況等の分析を進める。
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Causes of Carryover |
研究の進行が遅れたことにより、今年度使用予定であった学会発表、論文投稿にかかる費用等が余剰した。次年度には、分析を進めるとともに、これまでの成果を発表する予定であり、分析及び学会発表等の費用に充てる予定である。
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