2021 Fiscal Year Research-status Report
Research on the development of a model that seamlessly supports domestic violence victims from early pregnancy to infancy
Project/Area Number |
21K10941
|
Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
藤田 景子 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (60587418)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | ドメスティック・バイオレンス / 子育て支援 / ニーズ / 妊娠期 / 乳幼児期 / DV被害者 / 多職種連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、妊娠初期から乳幼児期におけるDV被害母子の支援ニーズ及び方法を明らかにし、子育て世代を包括する切れ目のないDV被害母子の支援モデルを開発することである。 具体的な問いとしては、本研究では、妊娠初期から乳幼児期における子育て支援において、①妊娠期から乳幼児期において、DV被害を受けている母子はどのような支援を求めているのか?、②助産師は妊娠初期から切れ目なくDV被害母子をどのように多職種と連携し支援できるのか?、③DVや子ども虐待の予防支援先進国の支援をどのように日本のシステムに活用できるか?である。 本年度は、妊娠期から乳幼児期において、DV被害を受けている母子の子育て支援ニーズに関して文献検討にてニーズを明確にした。これを元に、今後、不足内容に関してヒアリングを実施していく予定である。また、DV被害者支援モデルに関して、多職種で連携しながらDV被害者支援をどのように行っているのか、専門家へのヒアリングを行い、現状を明らかにした。今後、インタビュー調査を企画していく。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究の進捗状況はやや遅れている。社会情勢を鑑み、対象医療施設を再考する必要があるためである。加えて、実践現場での課題及びニーズを把握する必要があり、研究方法に一部追加が生じたためである。
|
Strategy for Future Research Activity |
DV家庭で育つ子どもの気持ち、両親への思い、女性及び子どものDV被害からの回復の文献を検討し、DV被害を受けた母親及へ子どもの支援ニーズについてインタビュー調査を行う。
|