2023 Fiscal Year Research-status Report
産後うつ予防のための妊婦中からの筋力トレーニングプログラムの開発
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21K10959
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Research Institution | Takarazuka University of Medical and Health Care |
Principal Investigator |
木野 寛子 宝塚医療大学, 和歌山保健医療学部, 准教授 (60712198)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上澤 悦子 大阪信愛学院大学, その他部局等, 研究員 (10317068)
谷口 光代 宮崎大学, 医学部, 講師 (30613806)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 産後うつ / 筋力トレーニング |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度の実施は、筋力トレーニングと産後のメンタル状態の質的分析と文献検討、研究実施施設の選定である。 本研究の目的は、産後うつを予防するための筋力トレーニングプログラムの検討である。高齢出産のカップルを対象に、筋力トレーニングプログラムの影響を検証した。その中に、筋力トレーニングを定期的に行っていたが、産後のメンタル状態がネガティブな対象者がいた。もともとの性格やCOVID-19禍で、他者とのかかわりがない状態なども影響していると考えられた。COVID-19禍という特殊な環境では、筋力トレーニングのみではメンタルのサポートは困難であると考えられた。文献検討により、日常生活の身体活動が精神状態に影響を与えること(上田,2012;絹川,2018)は明らかになっている。その中でも気分の落ち込みあり群11名(18.9%)はなし群47名(81.1%)より,総活動時間(p=0.002),30分未満の座位行動時間(p=0.020),中高強度活動時間(p=0.035),10分未満の中高強度活動時間(p=0.018)が短い(相澤,2022)。さらに、身体活動は就労の有無などによっても左右される(中村,2019)筋力トレーニングは、10分未満の中高度活動にあたると考えられることから、精神状態に影響を与えることができると考えられる。 今後は、妊婦の筋肉量測定を行い、筋肉量と精神状態の関連や筋力トレーニングの実施との関連などを調査していく予定である。 研究者の勤務地の移動に伴い、研究協力施設の変更を余儀なくされたことから、施設選定を行っている最中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
勤務施設移動に伴い、研究協力施設の変更を余儀なくされたため、施設選定に時間を要している。それに伴い、研究計画書の倫理委員会提出も遅れている。しかし、協力施設の目途が立ったため、今後は進めていくことが可能であると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画書の作成を行い、現在倫理委員会への準備中である。データ収集のための協力施設への打診をしている最中である。
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Causes of Carryover |
研究計画に遅れが生じているため。 残額は、対象者への謝礼と成果報告時の旅費に充てる予定である。
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