2021 Fiscal Year Research-status Report
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施における体制整備と評価指標モデルの開発
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21K10977
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Research Institution | Bunkyo Gakuin University |
Principal Investigator |
米澤 純子 文京学院大学, 保健医療技術学部, 教授 (50289972)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柴田 亜希 (柴田亜希) 文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (80635764)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 一体的実施 / 通いの場 / 体制整備 |
Outline of Annual Research Achievements |
市町村における「一体的実施」における体制整備場の課題および高齢者の通いの場への看護職の関与の実態を明らかにし、事業進捗のための必要条件を抽出することを目的として、市町村の「一体的実施」担当保健師を対象とした質問紙による量的調査を計画した。本研究計画段階では、質問紙調査の実施については、2021年12月を予定していたが、新型コロナ感染拡大により高齢者の通いの場が閉鎖となっている状況が続いていることから、高齢者の通いの場の再開を待ち、翌年度に調査を延期することと判断した。また、質的調査として、好事例となる高齢者の通いの場への看護職の関与と運営の実態について市町村担当者へのインタビュー調査も予定していたが、同じく翌年度へ延期することと判断している状況である。質的調査については、好事例の市町村を選出し、事業担当者との調整を行い、調査協力の了承も得られている状況である。以上のように2021年度においては、新型コロナ感染拡大に伴い調査の進捗が著しく遅れている。2022年度においては、新型コロナ感染拡大に伴った高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施における実態把握とその課題も明らかにするための調査項目加え、量的調査の実施を進めていく。また、質的調査においては、研究協力者の状況を踏まえた上で、実施可能な調査方法として、オンラインを活用したインタビュー方法に変更する等の調整を行い、調査を進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナ感染拡大により高齢者の通いの場が閉鎖されていることにより、通いの場の再開を待ち、調査開始することと判断したため、本年度予定されていた調査は実施できていない状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナ感染拡大による社会状況を踏まえた「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」の在り方を捉えなおし、現状把握を踏まえた調査内容として調査研究を実施していく。
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Causes of Carryover |
当該年度は、新型コロナ感染拡大により調査実施を翌年度に延期したため、使用できなかったため、翌年度に合わせて使用する予定である。
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