2021 Fiscal Year Research-status Report
Does the intestinal flora affect glucose tolerance? -Comparative study of high HbA1c and normal areas
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21K11011
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
鈴木 良雄 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (30612395)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南 唯公 (中西唯公) 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (50582110)
櫻井 しのぶ 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (60225844)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 耐糖能 / 腸内細菌叢 / HbA1c / 食事 / 栄養素 / 食品 / マイクロビオーム / 特定健診 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、千葉県銚子市で参加者の募集を行いHbA1c高値者(H群)25名、正常者(N群)21名の合計46名より特定健診結果、食事歴(BDHQ)への回答、大便検体を得た。HbA1cはH群5.9±0.4%、N群5.4±0.1%であった。年齢(H群 52.8±4.9歳、N群 50.0±5.1歳)、身長(H群 158.5±4.5 cm、N群 158.4±4.0 cm)、体重(H群 54.6±9.2 kg、N群 54.2±5.6 kg)には、H群とN群間に有意な差はなかった。血液生化学項目では、g-GTはH群(29.5±19.0 U/L)の方がN群(19.4±11.8 U/L)より有意に高値であった(p < 0.05)。一方、HDL-C、LDL-C、TG、GOT (AST)、GPT (ALT)、Creatinine、e-GFRにはH群とN群間に有意な差はなかった。また、HbA1cと上記項目の間に有意な相関はなかった。食事歴ではBDHQで測定された47の栄養素の摂取量を比較すると、H群はN群よりも、Naの摂取量が有意に多かった。一方、HbA1cと各栄養素の摂取量との間に有意な相関はなかった。また、BDHQで測定された70の食品群の摂取量を比較すると、H群はN群よりも、漬物(その他)、うどん、柑橘類(季節)、調理砂糖の摂取量が有意に多かったが、ハム、洋菓子、100%ジュース、ワインの摂取量は有意に少なかった。また、HbA1cと漬物(その他)、うどん、ウィスキー、めんスープ、しょうゆ量の摂取量との間に正の相関が観察され、とうふ・油揚げ、100%ジュース、ワインの摂取量との間に負の相関が観察された。HbA1cと腸内細菌叢との関係については解析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初は、千葉県銚子市、三重県紀北町および菰野町の3地域で背景が一致するHbA1c高値者(5.6%以上)と正常者(5.5%以下)をそれぞれ15名ずつ(合計90名)リクルートする計画であった。しかし、三重県は全域で銚子市よりもHbA1c高値者が少ないため、地域を限定せず千葉県銚子市と三重県(各 45名程度)で比較することに変更した。 そして2021年度は、千葉県銚子市で研究を実施し、HbA1c高値者(H群)25名、正常者(N群)21名の合計46名の参加者を得た。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は三重県にてHbA1c高値者25名、正常者20名(合計45名)を対象に研究を実施する。銚子市で得られた結果と比較することで、腸内細菌叢(およびそれに影響を及ぼす食生活)と耐糖能の関連を明らかにする。
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Causes of Carryover |
2021年度は大学と近い千葉県銚子市のみを対象に研究を行ったため、三重県への移動等の費用が発生しなかった。2022年度は三重県を対象に研究を行うため予定通りに経費を使用する見込みである。
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Research Products
(1 results)