2021 Fiscal Year Research-status Report
高齢夫介護者と支援サービスを繋げるための早期介入プログラムの開発
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21K11058
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
長澤 ゆかり 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 講師 (10756498)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 高齢夫介護者 / 支援サービス / インタビュー調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
・本研究の目的は、高齢夫介護者が介護開始から早期に支援に結び付くようなシステムを開発することである。そのために研究内容の精査を行い、全国調査の質問紙開発のための前段階としてインタビュー調査を行う。 ・2021年度はまず、インタビュー調査のための対象者について検討を行った。 ・調査対象者として本学のある成田市内の地域包括支援センターの専門職、医療機関、成田市介護保険課担当者へのインタビュー調査を企画し、国際医療福祉大学倫理委員会にて審査を受けて承認を得た(21-Im-054、2021年11月30日)。 ・倫理審査承認後、地域包括支援センターの専門職にプレ相談(1名)を行った。本研究で対象としている高齢男性介護者については、実際に相談を受けている立場として大変問題を感じているため、研究を進めてほしい、調査にも協力したい、との意見を聞くことができ、調査実施の必要性を確認した。 ・インタビュー調査実施の依頼文等の準備を行い、必要な消耗品の購入まで完了している。 ・2022年度は、インタビュー調査の依頼を発送し、協力に了解を得られた対象者へのインタビュー調査を進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
・研究内容の精査および調査対象者検討に時間がかかった。 ・インタビュー調査依頼の準備に時間がかかった。 ・倫理審査の準備に時間がかかったが、承認を得た。 ・調査対象者にプレ相談を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
・インタビュー調査対象者への依頼文書の発送を行い、リクルートする。 ・調査に協力するとの了解が得られた対象者に対して、インタビューを実施する。 ・インタビューの内容について分析を行う。 ・インタビュー調査の結果を受けて、今後の全国調査に向けて質問紙を検討する。 ・質問紙の検討を行い、全国調査の準備を進める。
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Causes of Carryover |
2021年度は、学会発表および近年の研究動向を知る自己研鑽のための学会参加旅費が、新型コロナウイルス感染症のためにWEB開催となり使用していない。また、インタビュー調査のリクルートのための文書発送が遅れており、文書発送および調査内容を分析するためのデータ入力などの人件費がかかっていないためである。 2022年度は、インタビュー調査のリクルートのための文書発送、調査内容分析のための入力作業などで人件費を使用する予定である。成果発表のための学会参加も予定している。
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