2022 Fiscal Year Research-status Report
高齢夫介護者と支援サービスを繋げるための早期介入プログラムの開発
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21K11058
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
長澤 ゆかり 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 講師 (10756498)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | インタビュー調査 / 病院看護師 / 診療所医師 / 自治体職員 / 男性介護者 / 男性介護者の会 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度実績として、以下の内容を実施した。まず、2022年10月には、A病院看護師、B診療所医師へのインタビュー調査を行った。さらに同月、介護者の会を支援しているC市およびD市の介護保険関連部署の職員へのインタビュー調査を行った。また、2022年11月には、本研究の計画には入っていない予定外の内容ではあったが、高齢の妻を介護し看取った経験があり、介護者の会に所属している高齢男性介護者E氏へのインタビュー調査を行った。 本来、2022年度は、前年度のインタビュー調査の結果をもとに全国調査を行う予定であったが、新型コロナ感染症の影響でインタビュー調査の準備を進め、倫理審査委員会への申請を出して許可を得たところまでにとどまっていた現状がある。そのため、今年度は、2021年度に予定していたインタユー調査に取り掛かった。 A病院看護師とB診療所医師へのインタビュー調査から、介護者の現状や医療機関としての対応、課題などを伺うことができた。C市、D市の介護保険部署の職員へのインタビュー調査では、男性に限定せず実施している介護者の会の現状を伺うことが出来た。C市においては、現状を踏まえて、男性介護者の会の立ち上げの必要性を感じ、次年度以降に男性介護者の会の立ち上げの準備に入っているということであった。D市においては、ニーズは感じるものの、男性介護者に限定した会の開催を考えるには至っておらず、今後は、C市とD市の違いの分析などの材料が得られたと考える。別のE市からは紙面での回答が得られている。 さらに、介護経験のある男性からは、介護の現状や介護に対する考えを伺うことが出来たため、今後の研究に活かしていきたいと考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度に予定していた調査が準備までしか実施できず計画よりも遅れていた。 今年度は2021年度に予定していた調査の一部を実施することが出来たが、調査協力者の数が少なかったため、今後の追加調査を実施するか検討する必要がある。調査協力対象として挙げた自治体や医療機関からの回答では、新型コロナ感染症による業務多忙での辞退があるようであったため、感染症が収束の方向に向かっている現状から、追加で協力者を得られる可能性が考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間は2024年度までの予定であったが、1年間の実施の遅延状況があることと、加えて思ったよりも調査協力者が集められていない現状がある。そのため、2023年度はさらにインタビュー調査の追加実施を検討し、サンプル数の確保を検討して実施していきたい。 そのうえで2024年度の全国調査の実施が可能かを検討していきたい。 その結果として、研究期間の延長も視野に入れて今後の研究計画を見直していきたい。
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Causes of Carryover |
2022年度は、学会発表および近年の研究動向を知る自己研鑽のための学会参加旅費が、新型コロナウイルス感染症のためにWEB開催となった場合が多く予定よりも使用していない。また、全国調査を予定していたがインタビュー調査の遅延により実施できなかったため、そのための人件費および郵送費などを使用していない。 2023年度は、調査のための文書発送の郵送費、調査内容分析のための入力作業などで人件費を使用する予定である。さらに、成果発表のための学会参加費と旅費交通費、投稿論文の投稿費、雑誌掲載費などを予定している。
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Research Products
(2 results)