2023 Fiscal Year Research-status Report
高齢夫介護者と支援サービスを繋げるための早期介入プログラムの開発
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21K11058
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
長澤 ゆかり 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 講師 (10756498)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | インタビュー調査 / 地域包括支援センター / 専門職 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、2023年度で3年目となり、高齢の夫介護者を支援に結びつけるための方策を検討するための第2段階として、地域包括支援センターを対象とした全国調査を経て、第3段階として、支援のためのプログラムの試案作成を行う予定であった。しかし、新型コロナ感染症などの影響を受けて、第1段階の地域包括支援センターの専門職を対象としたインタビュー調査が実施できていなかったために、第2段階で予定していた調査を行うに至っていない状況である。 そこで、新型コロナ感染症の収束状況を受けて、インタビュー調査を2023年度に実施する運びとなり、当該市の2か所の地域包括支援センターに所属する専門職にインタビュー調査を実施することができた。地域包括支援センターの専門職を対象としたインタビュー調査の結果、専門職が高齢夫介護者の支援において困難と感じている点や、医療機関との協力や他機関との協力に対する考え方を知るに至った。 今後は、インタビュー調査を更に追加で行っていくことに加え、その成果をまとめて学会で報告する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナ感染症の影響により、予定していた地域包括支援センターの専門職を対象としたインタビュー調査の実施ができていなかった。その点をカバーするために2023年度においてインタビュー調査を実施することになり、研究が遅れることとなった。 また、業務多忙により日常業務の割合が大きくなり、研究に割ける時間の確保が困難であったことも遅延に影響していたと考える。 さらに、本研究で行った調査の一部を活用して、主研究者の博士論文の執筆を行い論文提出に至ったことなどの影響があり、本研究が遅延することとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究の進捗については、実施できていない調査内容を精査し、実施できるものについては、2024年度に追加で行っていたい。同時に今後の研究スケジュールの見直しを行って、研究期間の延長についてを検討していきたいと考える。
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Causes of Carryover |
全国調査を予定していたがインタビュー調査の遅延により実施できなかったため、そのための人件費および郵送費などを使用していいない。 2024年度は、調査のための文書発送の郵送費、調査内容分析のための入力作業などで人件費を使用する予定である。さらに、成果発表のための学会参加費と旅費交通費、投稿論文の投稿費、雑誌掲載費などを予定している。
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Remarks |
法政大学博士論文「高齢男性介護者支援の可能性-介護の社会化と社会的規範の視点から-」2024年3月24日学位授与
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Research Products
(1 results)