2022 Fiscal Year Research-status Report
家族介護者への死別サポートの看護職・介護職・介護支援専門員連携プログラムの開発
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21K11098
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
小野 若菜子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50550737)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹森 志穂 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50807477)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 終末期ケア / 看護師 / 介護士 / 介護支援専門員 / 連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度に実施したインタビュー調査について、日本エンドオブライフケア学会第5回学術集会(2022年9月,東京)にて、一般演題(口演)発表を行った。その概要は、下記の通りである。 【演題名】終末期にある在宅療養者と家族の支援における看護師・介護士・介護支援専門員の連携と課題:3職種へのインタビュー調査 【目的】本研究では、終末期にある在宅療養者と家族の支援における看護師・介護士・介護支援専門員の連携と課題について、インタビューの語りから内容分析を行い明確化することを目的とした。【方法】半構造的インタビューによる質的記述的研究であった。研究協力者は、介護事業所に勤務する看護師、介護士、介護支援専門員であった。 【倫理的配慮】本研究は所属大学研究倫理審査委員会の承認を受け実施した(承認番号21-A039)。【結果】研究協力者は22名(看護師8名、介護士7名、介護支援専門員7名)、平均年齢は50.9歳(幅32-69)、インタビュー時間平均59分であった。終末期にある在宅療養者と家族の支援における3職種の連携では、【療養者・家族を中心に終末期の療養環境を整える】【療養者の状態悪化を家族や3職種で共有する】【療養者の状態の悪化に応じて統一したケアを提供する】連携が重視されていた。さらに、【3職種チームがうまく回るようにお互いを励ます】ことをしながら、【3職種チームとして療養者の見送りができるように関わる】連携が図られていた。また、連携上の課題としては、【療養者・家族がどこでどう過ごすか思い悩む】【死別に関わることは専門職にとっても不安を伴う】等があった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度質問紙調査の実施予定であったが、年度内では、実施できず、現在、準備を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度、秋ごろには、質問紙調査を実施し、分析を進める予定である。
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Causes of Carryover |
2022年度内に実施予定であった質問紙調査が実施できなかった。現在、質問紙の作成を行っている最中であり、6月には、本学研究倫理審査委員会に、研究計画書を申請する予定である。その後、7-8月には、質問紙調査を実施し、2022年度の残金を使用する予定である。
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Research Products
(1 results)