2023 Fiscal Year Research-status Report
地域小規模市町が共同開催するオンライン・マタニティークラスの効果
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21K11126
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Research Institution | Suzuka University of Medical Science |
Principal Investigator |
國分 真佐代 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 教授 (80289876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
出石 万希子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 准教授 (20712566)
松本 あさみ 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 助教 (50805546)
大橋 優紀子 城西国際大学, 看護学部, 教授 (10706732)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 周産期メンタルヘルス / ボンディング / 介入研究 / オンライン・マテニティークラス |
Outline of Annual Research Achievements |
R5年1月から調査Ⅱ(オンライン・マタニティークラス実施群)の参加妊婦とそのパートナーのリクルートを開始したが、R5年12月時点までに調査Ⅱの対象者は10人程度に留まった。この背景には、2022年から子育て世代包括支援センターが全国市町に配置されて、協力依頼をしていた市町では保健師の伴奏型支援として妊娠32~34週前後の妊婦を対象にしたクラスや面談を開始し、本研究の調査Ⅱのリクルートやクラスおよびアンケート時期が、保健センターの保健指導時期がほぼ同時期となったことがある。このため、研究協力施設の保健師に対して研究目的・意義の説明を繰り返し行い、同時にリクルート方法やチラシ内容の見直しを数回実施した。しかしながら、対象者確保状況は改善傾向が見られなかった。 また、研究開始時には本研究はインターネットを活用して、地域小規模市町保健センター保健師と連携・協働してクラスを開催することで地域母子保健行政従事者のマンパワーを最小限に留めながら妊娠期からの児との愛着形成が促進することをめざしていた。しかし、上記の業務増加を理由として研究協力を得ていた5市町村保健センター中の1施設から研究協力の辞退の申し出があり、母子保健行政従事者の負担増を伴う本研究方法は継続することはできないと考え、R6年1月時点で地域小規模市町が共同開催で実施するクラス開催は中断した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
【調査1】昨年度にオンライン・マテニティ―クラスを受講しない対照群のデータ収集は、4町1市の保健センターと、開業産科医療機関5施設にて研究依頼チラシなどを配布してリクルートを行って確保した70件程度の妊婦については、産後1か月の最終時期調査を終えた。 【調査Ⅱ】(オンライン・マタニティークラス実施群)の妊産婦はR6年5月時点における対象者数は妊娠から産後1ヵ月まで妊産婦13人、そのパートナー10人を確保した。
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Strategy for Future Research Activity |
地域小規模市町保健センター保健師との連携・協働を中断したため、オンラインクラスは地域小規模市町と研究者の共同開催ではなく研究者のみで実施する。 そして、研究方法としてはリクルートは、妊産婦向けの情報アプリにて募集広告を掲示して行う。 調査Ⅱ実施後に予定していた保健師へのインタビューは、これまでの経過において考えた市町共同開催のクラス運営や他市町との連携で考えたことに関して半構造面接を行うこととする。
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Causes of Carryover |
調査Ⅱの研究対象者数が増加しなかったことから、リクルート方法を変更して妊産婦向けの情報アプリに広告掲載を行い、その広告からクラス開催予定日の事前予約を受付けるためのアプリを使用するための経費が発生すること。産後1ヵ月アンケート回収後には各研究協力者に謝金をお渡しする。得らえたデータは分析を始める。
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