2021 Fiscal Year Research-status Report
セルフモニタリングを取り入れたストレングス視点型生活習慣変容プログラムの開発
Project/Area Number |
21K11141
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
岡久 玲子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (80515619)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 恭子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (10325293)
多田 美由貴 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (50732004)
中野 沙織 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (70901049)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 生活習慣変容 / ストレングス / セルフモニタリング |
Outline of Annual Research Achievements |
生活習慣病予防・健康増進を目指す保健指導においては、対象者の主体的な生活習慣変容とその継続への支援が重要である。それには、セルフモニタリングが効果的であるといわれている。セルフモニタリングにより、生活習慣変容過程における地域住民の持つ力(以下、ストレングス)の向上、行動変容の維持につながることが期待される。そこで、本研究では、セルフモニタリングを取り入れたストレングス視点型生活習慣変容プログラムを開発し、その効果を検証することを目的とする。研究全体は3年計画で、3段階のプロセスで実施する。 2021年度(1年目)は、第1段階として、セルフモニタリングを取り入れたストレングス視点型生活習慣変容プログラムの立案と準備を行う計画であった。プログラムの立案にあたり、本研究者間で準備委員会を立ち上げ定期的に検討を重ねる予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大により研究者らの教育業務の調整が困難となり、次年度以降に準備委員会を立ち上げることとした。 そこで、2021年度は、本研究のプログラムで使用するツールの作成に当たり、先行研究で開発したストレングス測定尺度短縮版に関して、国際学会においてポスター発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度(1年目)は、本プログラムの第1段階として、セルフモニタリングを取り入れたストレングス視点型生活習慣変容プログラムの立案と準備を行う計画であった。具体的には、プログラムの立案にあたり、本研究者間で準備委員会を立ち上げ定期的に検討を重ねる予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大により研究者らの教育業務の調整が困難となり、その結果、準備委員会の立ち上げができず、プログラムの立案と準備が計画通りに進まなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度(2年目)は、本研究者間で本プログラムに関する準備委員会を立ち上げ、定期的に検討を重ねる。プログラムの実施時期と対象、内容についての詳細およびセルフモニタリングの効果検証方法についての詳細を検討する。また、プログラム実施の具体的な準備として、健康教室の場の確保と環境整備(感染症対策の徹底、3密を防ぐ工夫)、対象者の募集に向けた準備を行う。
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Causes of Carryover |
2021年度(1年目)は、本プログラムの第1段階として、セルフモニタリングを取り入れたストレングス視点型生活習慣変容プログラムの立案と準備を行う計画であった。具体的には、プログラムの立案にあたり、本研究者間で準備委員会を立ち上げ定期的に検討を重ねる予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大により研究者らの教育業務の調整が困難となった。その結果、準備委員会の立ち上げができず、プログラムの立案と準備が計画通りに進まなかったため、次年度使用額が生じた。 そこで、2022年度(2年目)は、当初1年目で予定していたプログラム開発のための準備委員会を立ち上げ、定期的に検討を重ねる。プログラムの実施時期と対象、内容についての詳細およびセルフモニタリングの効果検証方法についての詳細を検討する。プログラム実施の具体的な準備としては、健康教室の場の確保と環境整備(感染症対策の徹底、3密を防ぐ工夫)、対象者の募集に向けた準備を行う計画であり、翌年度分として請求した研究費と合わせて、そのための費用に使用する予定である。
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Research Products
(1 results)