2021 Fiscal Year Research-status Report
Evaluation of motor control in patients with neuromuscular disease: focused on muscle synergies
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21K11208
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
西田 大輔 東海大学, 医学部, 講師 (30784194)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関 和彦 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 モデル動物開発研究部, 部長 (00226630)
辻本 憲吾 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 病院 身体リハビリテーション部, 科研費研究員 (30809364)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 神経筋疾患の筋シナジー / 動作解析 / 神経筋疾患 |
Outline of Annual Research Achievements |
<概要>表面筋電計、動作解析装置といった機材の研究セッテイングに向けた導入を行い、研究チームを立ち上げ、研究体制の確立を行い、パイロットデータの取得を行った。 <方法>健常人10名で歩行時の筋活動データ計測の確立を行った。歩行に関わる筋肉として、ヒラメ筋、外側・内側腓腹筋、前脛骨筋、内側・外側広筋、大腿直筋、半膜様筋、大腿二頭筋、中臀筋、大臀筋などの計測を検討し、歩行周期を解析するためにフットセンサーによる踵接地時並びにカメラによる動作解析を行った。本人の至適速度による10m歩行と、トレッドミル歩行でデータ収集をおこなった。データ解析は解析ソフトMATLAB(MathWorks社)を用い、定常期の10周期以上の歩行周期をnonnegative matrix factorization (NMF)法で筋シナジーの抽出を行い、筋シナジーのモジュール数・分布などを解析した。 <結果>技術確認、系の確立に向けた健常人群のデータ解析では概ね先行研究と同様のデータが得られることを確認した。患者群では脊髄小脳変性症1名でデータの取得、解析を行い、健常人と比較し、筋シナジーのパターンはいくつかの筋シナジーが融合して一つのシナジーを形成している傾向にあった。 <今後>被験者の症例数を年齢マッチしたコントロールの健常人のデータを積み上げていくとともに、立ち上がりやリーチ動作の系の確立も合わせて行い、パイロットデータを国内学会で発表予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
系の確立を行うことができたが、新型コロナ感染の影響で被験者のリクルートに影響を及ぼした。 その状況の中、感染対策を行い、研究環境の整備を行いデータ取得を行えた。
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Strategy for Future Research Activity |
筋疾患症例、末梢神経疾患を含め、症例数を積み上げていくとともに、パイロットデータを国内、国際学会発表を目指す。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響で国際学会の現地参加とならず、旅費の余裕ができた。この費用は次年度の被験者謝金、旅費に充当する計画である。
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