2023 Fiscal Year Research-status Report
新生筋線維の機能獲得過程:サテライト細胞が胎児型筋線維を経て成熟筋線維になるまで
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21K11249
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
山口 眞紀 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30271315)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山澤 徳志子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00282616)
中原 直哉 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (10632193)
竹森 重 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20179675)
平野 和宏 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (40874821)
山内 秀樹 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60220224)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 筋新生 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.CAG-eGFPマウスより採取したサテライト細胞をホストマウスの前脛骨筋に移植した際に、ホストマウスに運動負荷を与えることが移植筋における筋新生経過にどのような影響を与えるかを評価する実験を推進した。まず、移植後2週間後に被移植筋である前脛骨筋の重量を測定したところ、運動群でも非運動群でも移植された側のほうが対象側よりも増加しており、移植により筋新生が促進されたことが示唆された。ただし運動群と非運動群を比較すると、移植による筋新生の促進効果に運動の効果は認められなかった。より長い期間の運動負荷が必要であった可能性が考えられた。 2.筋新生過程における新規代謝経路として、スペルミジン合成促進経路に焦点をあて、ウェスタンブロッティングおよび蛍光免疫染色法により筋細胞内での関連酵素の局在と発現量を評価した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
サテライト細胞移植の条件検討を入念に行ったため
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Strategy for Future Research Activity |
これまでに得られた結果を統合して、筋新生に影響を及ぼす機械的・化学的経路についての仮説に対して最終的な検証を行う予定である。
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Causes of Carryover |
実験が予定より遅れ、次年度に持ち越されたため。試薬代金として用いる予定である。
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