2023 Fiscal Year Research-status Report
アスリートの疲労・傷害に対するマイクロバブル炭酸冷水浴の物理療法の確立
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21K11407
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
北條 達也 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (40298740)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福岡 義之 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20265028)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 冷炭酸水浴 / 筋疲労 / 肉離れ |
Outline of Annual Research Achievements |
全身の冷炭酸水浴による冷却効果が、冷水浴によりも冷却時間延長効果が得られることが実験的に示された。全身疲労および局所(腓腹筋・大腿二頭筋・大腿四頭筋)の疲労回復効果を調べるために、パワーマックスによるオールアウトペダリングを実施して、疲労を作成し、その後の冷炭酸水浴の効果を検証中であるが、まだ結果を提示できる段階に至っていない。筋疲労に関して、筋硬度の上昇を超音波エラストグラフィーを用いて疲労度の評価ができないか検討を開始している。 冷炭酸水浴の肉離れからの治癒促進効果に関しては、実験開始が対象クラブの事情により遅れたため、研究期間を1年延長して今年度実施予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
1.本研究の最終年度に予定していたアスリートを対象としていた研究内容において、対象を依頼していた肉離れ等の障害の多い体育会クラブの不祥事のためにクラブが休部を余儀なくされ、一旦研究対象依頼事項が延期となり、クラブ再開に伴ってデータ収集への協力依頼を行ったため、データ収集期間が1シーズン(1年間)延期となったため。 2.予備実験として評価している肉離れの超音波パワードップラー画像が、予想していたよりもばらつきが大きく、それを用いたアイスバスの評価に修正を加えなくてはならない事態となっているため。
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Strategy for Future Research Activity |
コンタクトスポーツである対象クラブで肉離れを起こしたアスリートを対象に、超音波パワードップラー法による治癒過程の信号変化の評価を確立し、冷炭酸水浴による治癒促進効果を無治療群と比較する。現状では、パワードップラーによる評価がうまくできていないので、MRIを用いるなど評価法の改変も含めて検討する必要がある。 パワーマックスを用いたオールアウトのペダリングによる筋疲労からの回復に対する冷炭酸水浴の効果を検証する。筋疲労を超音波エラストグラフィーを用いた筋硬度の変化によって評価できないか検証を進めている。
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Causes of Carryover |
アスリートを対象とした研究で遅延を生じたため、謝金等で利用する予定であった金額が余分に余剰したため、本年度の研究実施において使用する予定である。
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Research Products
(1 results)