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2023 Fiscal Year Research-status Report

The research for the variations of deoxygenation in active muscle during exercise.

Research Project

Project/Area Number 21K11408
Research InstitutionOsaka International University

Principal Investigator

奥島 大  大阪国際大学, 人間科学部, 講師 (70735307)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 古賀 俊策  神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 名誉教授 (50125712)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywords脱酸素化応答
Outline of Annual Research Achievements

今年度は、試作した下半身陰圧負荷装置を用いて0, 10, 20, 30mmHgの下半身陰圧をかけた際の前腕部における総酸素化ヘモグロビンミオグロビン濃度を測定し、陰圧の大きさに対する総酸素化ヘモグロビンミオグロビン濃度の変化速度とランプ負荷による自転車運動時の脱酸素化ヘモグロビンミオグロビン濃度の増加速度について予備実験を実施した。対象者は健常な成人男性6名であった。全ての対象者は、下半身陰圧負荷装置を用いて0, 10, 20, 30mmHgの下半身陰圧をそれぞれ3分間実施し、深指屈筋における総酸素化ヘモグロビンミオグロビン濃度を測定した。また、下半身陰圧とは異なる日に自転車エルゴメーターを用いたランプ負荷(20W/min)による漸増負荷運動試験を実施し、肺酸素摂取量および外側広筋における脱酸素化ヘモグロビンミオグロビン濃度を測定した。その結果、圧の大きさに対する総酸素化ヘモグロビンミオグロビン濃度の変化速度とランプ負荷による自転車運動時の脱酸素化ヘモグロビンミオグロビン濃度の増加速度の間に正の相関関係が観察された(r=0.648,対象者が少ないため無相関検定は実施せず)。ただし、試作した下半身陰圧負荷装置の気密性が目標よりやや不足していたため、この点についてはやや改良の必要が認められた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

下半身陰圧負荷装置を用いた予備実験の後に、下半身陰圧負荷装置を用いた実験、ならびに血管内皮機能と脱酸素化応答の関連性に関する実験も遂行する予定でいたものの、対象者の感染症罹患により実験をスムーズに進めることができなかったため、やや遅れていると判断した。

Strategy for Future Research Activity

本年度の状況に基づいて残る実験の遂行、および得られた結果の分析を進めていく。

Causes of Carryover

下半身陰圧負荷装置の試作が遅れたこと、また、実験対象者が相次いで感染症に罹患し、予定通りに実験を進めることが困難になったため、次年度使用額が生じた。次年度は下半身陰圧負荷装置の気密部の作成、および実験の遂行に必要な謝礼、成果発表などに必要な経費を中心に予算を使用する予定である。

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Published: 2024-12-25  

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