2021 Fiscal Year Research-status Report
Investigation into the determinants of pirouette rotation in rhythmic gymnastics
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21K11419
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Research Institution | Kokushikan University |
Principal Investigator |
山本 里佳 国士舘大学, 体育学部, 准教授 (40845468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土居 裕和 国士舘大学, 理工学部, 准教授 (40437827)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 新体操 / ピルエット / ローテーション / モーション・キャプチャー |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度はデータ取得を目的に研究を実施した。 データ取得方法は形態計測・動作分析・アンケート調査によって行い、国際大会出場選手・全日本出場選手・ブロック大会出場選手30名を被験者とした。 機器を使用しての計測日は2021年7月24日~28日、8月3日、10日、22日、28日に終了。動作分析は順調に解析中である。形態計測は定期的に継続して実施しており第一回計測は2021年12月23日~24日、第二回目は2022年3月22日~23日、第三回目の計測は6月18日~19日に予定している。アンケートは現在、分析過程にある。現時点において形態計測と動作分析において有効な知見が得られており、アンケートとの相関を分析することにより今後の新体操のトレーニング方法について有効な知見を提供できる見込みがある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍ではあったが、国内大会視察の機会に対象被検者を募ることができ、期待するデータ量も概ね達成できた。「ハンドヘルドダイナモメータ」を購入、使用したことにより、等尺性膝伸展筋力等の下肢筋力測定が容易になり、データの信頼性が担保された。
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Strategy for Future Research Activity |
形態計測の継続とデータの相関分析を継続して実施する。これまで得られた情報を選手に活用し、その結果から分析手法を再検討する。コロナ禍により今年度購入ができなかった「重心動揺計」の購入を進め、既存のフォースプレートを併用し計測データの精密さを図る。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により輸入・購入費用の高騰により、年度内の購入を断念した「重心動揺計」の未使用額である。内外情勢によりさらに購入が困難な場合は、適切な代替品を検討するなど、確実に有効な手段手法を再考する計画である。
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