2022 Fiscal Year Research-status Report
Investigation into the determinants of pirouette rotation in rhythmic gymnastics
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21K11419
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Research Institution | Kokushikan University |
Principal Investigator |
山本 里佳 国士舘大学, 体育学部, 准教授 (40845468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土居 裕和 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (40437827) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 新体操 / ピルエット / ローテーション / モーション・キャプチャ |
Outline of Annual Research Achievements |
女子新体操競技のパンシェローテーションの運動学的特性について以下の検討を行った。
1. 身体重心周りの角運動量に対して、左方向への反動は左右上肢、回転方向では動脚の貢献度が高いことが明らかになった。 2.準備局面における身体重心周りと各身体部位の角運動量を規格化時間で評価したところ、回転方向への左右上肢の角運動量最大値の出現が他の身体部位よりも早い段階で認められ、左右上肢の運動が先行することでより大きい角運動量を創出しているものと推測される。 3.準備局面において左への反動における身体重心周り、軸足および動脚の角運動量と回転方向の身体重心周りの角運動量の間に有意な相関関係が認められた。また、回転方向の準備局面における左右上肢、軸足および動脚の角運動量と身体重心周りの角運動量の間に有意な相関関係が認められた。 以上の結果から、より多くのローテーションを実施するためには、準備局面においての左右上肢および動脚の角運動量を高めることの重要性が明らかとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の実験結果に加え,各選手の骨格による差異に対する回転の方法の示唆を検討しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
肩甲骨・脊椎・腰椎・股関節などの各部位の測定値の結果とVICONの実験データを組みあわせて最終的考察を導く。
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Causes of Carryover |
年度途中の研究分担者の異動に伴い、実質的な研究遂行が困難であると判断し、分担者を削除したことにより、経常予算が代表者に集中したものである。 すでに33名の被験者を確保しデータを獲得している。今後は研究協力者とさらなるデータ収集と・解析を進める計画である。
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Research Products
(1 results)