2023 Fiscal Year Research-status Report
メガスポーツイベントの関与自治体におけるソフトレガシーの構築方法とその波及効果
Project/Area Number |
21K11422
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Research Institution | Takushoku University |
Principal Investigator |
松橋 崇史 拓殖大学, 商学部, 教授 (50599991)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | オリンピック / パラリンピック / ホストタウン / スポーツメガイベント / スポーツ政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、ホストタウン自治体が、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)への関与を契機として「ソフトレガシー」を構築する過程、ないしは、構築されない過程を調査・分析する。そして、スポーツメガイベントにホストタウン自治体等が関わることで、ソフトレガシーを構築するための方法論を抽出する。 2023年度は、2022年度までに実施したアンケート調査やインタビュー調査の結果を用いて、2023年7月にホストタウン関連書籍の出版(共編著者として関与)や2023年12月に学術論文の発表、2023年10月にはホストタウン自治体有志を集めてシンポジウムを開催した。同時に、特徴的な活動を行う自治体を対象にインタビュー調査を継続的に実施してきた。今後も、学会発表、論文発表を継続して行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでの調査結果の整理・分析・発表が順調に進んだ。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度に入り、ホストタウン事業を継続している自治体数が減少してきた。継続している自治体の多くは、ホストタウン事業のレガシーとして活動を推進しており、それらをしっかりと把握し、当初の研究目的の達成のために分析を進めていく。併せて、2022年度までに実施した調査の結果も活用しながら通時的な視点で分析を行っていく。
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Causes of Carryover |
当初予定していたPC等の購入を次年度に持ち越したため
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Research Products
(2 results)