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2021 Fiscal Year Research-status Report

小学生の肥満及びやせのリスク評価と予防・改善のためのアプリケーションの開発

Research Project

Project/Area Number 21K11498
Research InstitutionOsaka Kyoiku University

Principal Investigator

橋弥 あかね  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (00457996)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西村 治彦  兵庫県立大学, 情報科学研究科, 特任教授 (40218201)
平井 美幸  大阪教育大学, 連合教職実践研究科, 准教授 (40713839)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywords小学生 / 肥満傾向 / 痩身傾向 / 生活習慣
Outline of Annual Research Achievements

令和3年度は、小学生の肥満及びやせのリスク評価モデルを構築するために、附属小学校と近隣自治体の教育委員会の協力を得て、小学生とその保護者約9000人を対象に、身体測定結果と生活習慣に関するWebアンケート調査を実施した。
アンケートの回収率は18%であり、有効回答率は99%であった。学校保健統計調査方式で肥満度を算出したところ、肥満傾向が7%程度、痩身傾向が4%程度であった。休息については、平日は起床・睡眠時間ともに「決まっている」が90%を超えていたが、休日は起床・睡眠時間ともに決まっている「決まっている」が70%程度にとどまった。活動は、外遊びを「する」が60%程度で、1週間に身体を動かしている時間としては、1時間~3時間が40%程度であった。食生活については、朝食を「毎日食べている」が90%程度であったが、「食べない」の回答も数名見られた。欠食については1週間のうち「欠食しない」が90%程度であったが、「毎日1食以上欠食する」者も数名見られた。食事量は「食べ過ぎないようにしている」が70%程度であったが、「少なめにしている」や「食べ過ぎている」の回答も20%程度見られた。ダイエットをしている子どもは7%程度みられ、そのうち「食事改善」や「運動によるダイエット」が最も多かった。しかし、「食べる量を減らす」や「特定の食品を抜く」といったダイエット方法についての回答が数名あった。保護者からみた子どもの体型と子ども自身が思う体型については、両者ともに「ちょうど良い」が最も多かったが、子ども自身よりも保護者の方が子どもの体型を「痩せている」と思っており、保護者よりも子ども自身の方が子どもの体型を「太っている」と思っている傾向が見られた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

アンケート調査は紙媒体で実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染の影響があり、Webアンケートに変更したことでアンケート回収率が低下し、データ数が不足している。

Strategy for Future Research Activity

令和4年度も同様のアンケート調査を実施するが、アンケートの周知方法や回答欄の工夫や回答期限の短縮などを行うなど、回収率を上げるための対策を実施する。また、新たな対象者を獲得するため、他の自治体の教育委員会に協力を得られるように働きかけている。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス感染のため、急遽Webアンケート調査に変更したが、回収率が低く、データ数が不足している。次年度もアンケート調査を実施するが、回収率が低かった場合はインターネットリサーチ業者を通じてアンケート調査を実施することを考えており、その費用として使用する計画である。

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Published: 2022-12-28  

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