2023 Fiscal Year Research-status Report
摂取カロリー同等/PFCバランス不同食の糖尿病性腎臓病と認知機能障害に及ぼす影響
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21K11609
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Research Institution | Suzuka University of Medical Science |
Principal Investigator |
山口 太美雄 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 教授 (70536292)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長尾 静子 藤田医科大学, 病態モデル先端医学研究センター, 教授 (20183527)
吉村 文 藤田医科大学, 病態モデル先端医学研究センター, 准教授 (90466483)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | SDT fattyラット / 肥満2型糖尿病モデル / 血圧 / 腎機能障害 / 大脳皮質 / ミクログリア / 海馬 / 脳由来神経栄養因子(BDNF) |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に実施したSDT fattyラット(肥満2型糖尿病モデル)の実験サンプルについて解析を行った。食塩摂取量の増加に伴い血圧値、腎機能障害の亢進が認められたが、脳組織については海馬および大脳皮質において形態変化したミクログリアが観察された。さらに、海馬における脳由来神経栄養因子(BDNF)の減少が血圧値の上昇に伴い認められた。腎組織のRNA-seqによる網羅的解析を行った結果、食塩摂取による発現変動遺伝子が686個検出され、発現が増加していた遺伝子には腎機能障害マーカー遺伝子、線維化関連遺伝子、高血圧感受性遺伝子などが含まれていた。今後、脳のRNA-seqについても検討する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
所属施設の他の業務を優先したことにより遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度に予定していた餌実験を来年度に持ち越した。栄養素バランスおよび食塩濃度を変えた実験を実施し、これまでの解析データと比較することで糖尿病における食事療法の効果について考察する。
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Causes of Carryover |
補助事業期間の延長のため。
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