2023 Fiscal Year Research-status Report
Juntendo Sarcopenia registration of exploring for predidtors and prognosis in Elderly-in TOKYO
Project/Area Number |
21K11633
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
松野 圭 順天堂大学, 医学部, 助教 (80838540)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅岡 大介 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (30420847)
宮内 克己 順天堂大学, 医学部, 教授 (60200119)
菅野 康二 順天堂大学, 医学部, 准教授 (80445543)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | サルコペニア / フレイル / 健康寿命 / 要介護 |
Outline of Annual Research Achievements |
わが国は超高齢社会であり、健康寿命の短縮は大きな社会的・医学的問題である。身体的、精神的、社会的な脆弱を特徴とするフレイルと骨格筋量の低下と高齢に伴う身体機能の低下を特徴とするサルコペニアは、健康寿命を脅かす大きな要因となっている。 慢性疾患の予後は薬物治療の標準化により改善しているが、 高齢者では基礎疾患以外での死亡や入院が増加しており、その原因の一つがフレイルやサルコペニアに起因する転倒、認知症の進行や精神的・社会的活動度の低下に基づくといわれている。特に2020年以降は、新型コロナウイルス感染症の流行により、フレイル、サルコペニアの進行を認める傾向があり、本研究を開始した。まずは骨格筋量を測定する機器を購入し、検査体制の整備を行った。また当院の循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、整形外科、メンタルクリニックの医師および看護部、薬剤科、栄養科と連携して症例登録や各種検査や問診を行うための体制構築を行った。症例登録体制および検査体制の整備が終了後、実際の患者登録を開始し、2022年1月に目標症例数1000例の登録を完了している。 2022年10月にはフレイルサルコペニア学会で研究結果の学会報告を行った。 2023年度には、11回の学会報告を行い、論文は2本出版された。引き続きデータベースの解析を行い、学会発表、論文作成を継続する。また登録症例の1年後、2年後追跡調査も始まっており、欠損のないように縦断的データ収集を継続する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現状では、症例登録、データ解析および業績発表(学会報告、論文作成)は順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
登録完了した1000例のデータ収集および解析を行い、学会報告を継続していく。 また論文はすでに2本出版されたが、さらなるデータベースの解析を行い論文作成を予定する。 また登録症例の1年後追跡調査、2年後追跡調査についての縦断的データ欠損のないように研究継続していく。
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Causes of Carryover |
新型コロナイルス感染症の影響により学会がオンライン開催となり、旅費がかからなかったため。
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Research Products
(13 results)