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2023 Fiscal Year Research-status Report

変化に柔軟なスケジューリング手法の開発

Research Project

Project/Area Number 21K11772
Research InstitutionChuo University

Principal Investigator

今堀 慎治  中央大学, 理工学部, 教授 (90396789)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywordsスケジューリング / 数理情報 / アルゴリズム / 組合せ最適化 / ロバスト
Outline of Annual Research Achievements

本研究課題「変化に柔軟なスケジューリング手法の開発」では,実社会のあらゆるところに現れる代表的な組合せ最適化問題の一つであるスケジューリング問題を研究対象としている.スケジューリング問題には多くの形式があるが,本研究では,表形式のスケジュールを作成する問題(タイムテーブリングとも呼ばれる),作業の処理順序を決定する形式のスケジューリング問題,および配送計画問題とその亜種に対して,柔軟性のある専用アルゴリズムを設計・実装する.近年多くの組合せ最適化問題に対して,汎用的な数理計画ソルバーを用いて解を得る研究が盛んに行われているため,そのような汎用的な最適化手法によって得られるスケジュールと比較することで,スケジューリング問題に対して専用解法を設計する価値を明らかにするとともに,それらの手法を実社会で役立てるための情報公開とプログラム提供を行うことが本研究の目的である.
2023年度は,タイムテーブリング問題に対する研究を中心に行った.具体的には,スポーツの総当たりリーグ戦対戦表を作成する問題に取り組み,その研究成果を国際会議および国内会議にて発表した.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究当初に予定をしていた3つのテーマのうちの一つであるタイムテーブリング型のスケジューリング問題に対する研究を推進し学会発表を行う段階となった.今後,本テーマについては学術論文としてまとめる予定である.また,これ以外のテーマについても,研究の実施ならびに公開を行いたい.

Strategy for Future Research Activity

2024年度は4年間の研究機関の最終年度ということもあり,個別の研究の実施とともに,全体をまとめるための取り組みについても実施する予定である.個別の研究としては,作業の処理順序を決定する形式のジョブショップ型スケジューリング問題,および配送計画問題に対する研究を実施する.

Causes of Carryover

計算機実験を実施するための計算機を購入する予定であったが,この購入が遅れてしまい24年度に購入をすることになった(その間の実験は,すでに購入をしていた計算機で実施した).また,国際会議への参加を予定していたが,会議日程の都合で参加することができず,このための費用は24年度の研究で活用することとしたい.

  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] Sports scheduling: Number of trips in the traveling tournament problem2023

    • Author(s)
      T. Ono, S. Imahori
    • Organizer
      ICIAM 2023
    • Int'l Joint Research
  • [Presentation] 巡回トーナメント問題における移動回数最小化2023

    • Author(s)
      小野隆規,今堀慎治
    • Organizer
      スケジューリング・シンポジウム2023

URL: 

Published: 2024-12-25  

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