2023 Fiscal Year Annual Research Report
マルチプラットフォームAI開発向けネットワーク構造設計・合成・解析システムの構築
Project/Area Number |
21K11807
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
黒木 修隆 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (90273763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
沼 昌宏 神戸大学, 工学研究科, 教授 (60188787)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 人工知能 / 画像処理 / ニューラルネットワーク / 機械学習 / Deep learning / 生成AI |
Outline of Annual Research Achievements |
近年は様々な分野においてAI型の信号処理が大きな成果を挙げており、世界で研究・開発競争が激化している。そのような中で、本プロジェクトは特に視覚情報系のAIモデル(監視カメラや画像処理を目的とするAI)の設計を支援することを目標として実施された。 1年目(2021年度)はAIを用いた様々なアプリケーションを収集・整理した。視覚(カメラ)を用いたアプリケーションの代表例として、「画像認識」、「3次元計測」、「異常検知」、「スポーツ解析」、「フェイク画像(改ざん)検知」および「超解像技術」の実装および動作確認を行った。これらの研究成果は論文2件、国際会議1件、および国内会議7件において発表した。 2年目(2022年度)は、上記の様々なアプリケーションを設計するためのGUIの作成に着手した。視覚(カメラ)を用いたアプリケーションの代表例として、「3次元計測」、「スポーツ解析」の実装および動作確認を行った。これらの研究成果は論文1件、および国内会議5件において発表した。特に「3次元計測」については、実装した体積推定システムが“日刊建設工業新聞”、および“建設通信新聞”に取り上げられ、高い評価を得た。(2023/1/11「大林道路と神戸大が共同開発、AIで数量算出、業務時間を9割削減。) 3年目(2023年度)は、提案システムの応用例として「AI画像生成」、「音楽解析」のアプリケーション開発を行った。これらの研究成果は論文1件、国際会議2件、および国内会議9件において発表した。特にVisual Computing 2023にて発表した「内観シミュレーター」に関しては、抽象的なキーワードからバーチャルなインテリアをAIで生成できることを示し、サイバーエージェント賞を受賞するなど注目を集めた(2023年9月)。 以上のように、本プロジェクトはAI分野の学会および産業界に大きく貢献することができた。
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