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2023 Fiscal Year Annual Research Report

持続可能な磯根資源利用のためのモニタリングシステムの構築

Research Project

Project/Area Number 21K11937
Research InstitutionAkita Industrial Technology Center

Principal Investigator

綾田 アデルジャン  秋田県産業技術センター, 電子光応用開発部, 主任研究員 (10726938)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 萩原 義裕  岩手大学, 理工学部, 教授 (80293009)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
Keywordsスマート水産業 / モニタリングシステム / 深層学習 / パターン認識 / 知覚情報処理
Outline of Annual Research Achievements

本研究の主な目的は、水中ドローンによる海底画像からアワビやウニなどの魚介類や、沿岸環境や生態の維持に大きく貢献しているアカモクやコンブなどの海藻を自動認識するシステムを開発することと、認識結果と調査漁場の位置情報やその他の環境情報などを統合的に管理し、磯根資源のモニタリングに必要なデータ収集・分析機能を備えたシステムを開発することである。今年度は,予定通りにプロトタイプシステムの各機能に対して改善を行うことと同時に、各機能を統合した。海藻認識に関しては、前年度作成したデータセットに対してピクセルレベルアノテーションを行い、セグメンテーションに特化したSAMモデルをベースに、テキストプロンプトから高精度な海藻認識とセグメンテーションを行う手法を提案した。この手法は、前年度の認識モデルと組み合わせて利用することも可能である。しかし、この手法にはハイエンドの処理装置が必要となるため、一般の端末でも海藻認識できるように、インスタンスセグメンテーションという画像内の個々の物体をピクセルレベルで識別し、物体の検出と画像内の領域を特定する技術を用いた海藻認識手法も提案した。予定していた撮影画像から魚介類と海藻類を同時に認識できるモデルの構築までは至らなかったが、開発したシステムに認識モデルの切り替え機能を追加した。この機能により、それぞれのモデルで認識を行い、魚介類と海藻類を認識し、認識結果をデータ管理システムに登録することができる。

  • Research Products

    (4 results)

All 2024 2023

All Presentation (3 results) Book (1 results)

  • [Presentation] インスタンスセグメンテーション手法を用いた海藻認識の検討2024

    • Author(s)
      綾田アデルジャン、丹健二、佐々木大三、伊藤亮、萩原義裕
    • Organizer
      電子情報通信学会総合大会
  • [Presentation] Text to Segmentationによる海底画像からの海藻認識の検討2024

    • Author(s)
      綾田アデルジャン、丹健二、佐々木大三、伊藤亮、飯倉宏治
    • Organizer
      電気学会全国大会
  • [Presentation] ローカル5Gの基地局-端末間距離におけるデータ転送速度の検討2023

    • Author(s)
      佐々木大三、伊藤亮、荒川亮、西村洋、綾田アデルジャン、丹健二
    • Organizer
      電気関係学会東北支部連合大会
  • [Book] 月刊JETI 7月号 『県内企業に向けた IT とセンサを活用した デジタル化・リモート化の取り組み』2024

    • Author(s)
      綾田アデルジャン、丹健二、佐々木大三、伊藤亮、佐々木信也
    • Total Pages
      116
    • Publisher
      日本出版制作センター
    • ISBN
      9784902769876

URL: 

Published: 2024-12-25  

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