2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of whiteness evaluation method considering the effect of texture on whiteness
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21K12100
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
片山 一郎 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (70369916)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土居 元紀 大阪電気通信大学, 情報通信工学部, 准教授 (00304155)
西 省吾 大阪電気通信大学, 情報通信工学部, 准教授 (70411478)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 白色感 / テクスチャ / 3Dプリンタ |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は,3次元形状測定器を用いて測定した壁紙および布の表面形状データを基に,テクスチャの編集および3Dプリンタによる出力を行った. 3次元形状測定器で取得した表面形状データを分割再配置して,仮想的なテクスチャ情報を生成した.しかし,表面形状データおよび編集処理データは,いずれも点群情報であり,面情報を持たないため,3Dプリンタに入力することはできない.そこで,点群情報から面情報を生成する3Dスキャニングソフトウェアを導入した.生成した面情報を3次元出力するため,光造形3Dプリンタを導入し,テクスチャの異方性を制御した各種サンプルを作製した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
実サンプル表面情報の編集および3Dプリンタ出力が計画どおりに進んだ.
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Strategy for Future Research Activity |
3Dプリンタで出力したサンプル群を視感評価実験ブース内に設置し,ハイパースペクトルカメラを用いて輝度の2次元分布を取得するとともに,テクスチャの異方性を算出する.視感評価実験を行い,白色感とサンプルの異方性との関係を検討する.
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Causes of Carryover |
光造形3Dプリンタ,3Dスキャニングソフトウェアおよびモバイルワークステーションそれぞれの機種を要求仕様に合わせて最適化した結果,物品費に若干の残額が生じた.来年度,消耗品の購入に充当する.
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