2021 Fiscal Year Research-status Report
The Japan Choice of Uzbek Migrants and their Positioning as New Migrants in Japan
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21K12400
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
ダダバエフ ティムール 筑波大学, 人文社会系, 教授 (10376626)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 在日 / ウズベキスタン人 / 移民 / 日本語学校 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本国内に移住するウズベキスタン人を事例に、彼らの日本に居住する中長期の労働者から、多様な民族や地域の別などを考慮しながらインタビューを採録し、日本における他の諸外国からの移住者の経験に基づく研究成果との比較・分析、そしてウズベキスタン人の日本に対する愛着、選択動機など含むインタビューデータを集めることが出来た。その結果、インパクトファクター付きの国際的な雑誌であるEurope Asia Studies、 Central Asian Survey, Central Asia and Caucasus Analystなどに論文を掲載でき、国際的に著名なRoutledge社からDecolonizing Central Asian International Relations Beyond Empires, 単著を刊行できた。そして、2022年度に著名な出版社である(Springer Nature社の傘下の)Palgrave社により共編著の編集作業を行い、2022年度刊行予定の最終原稿をまとめた
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
コロナにより聞き取り調査の実施において困難な課題はあったものの、聞き取り調査をオンライン形式に切り替え、無事にデータ収集を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度において聞き取り調査を継続的に行い、その成果を著名な出版社である(Springer Nature社の傘下の)Palgrave社により共編著『The Grass is Always Greener?: Unpacking Uzbek Migration to Japan』として刊行する。そして、聞き取り調査のデータを利用し、日本語による学術書をまとめる予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ感染拡大により、申請時に予定していた海外調査の実施が困難となり、残高が生じている。コロナ感染が落ち着けば、ウズベキスタン国内の移民訓練教育機関に対する聞き取り調査をための旅費に使用する予定である。
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Research Products
(8 results)