2023 Fiscal Year Annual Research Report
Sociology of Okinawa Tourism in the COVID-19 era-The current status and issues of marine tourism-
Project/Area Number |
21K12471
|
Research Institution | Okinawa University |
Principal Investigator |
圓田 浩二 沖縄大学, 経法商学部, 教授 (10369209)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 観光 / 沖縄 / マリンツーリズム / COVID-19 / 感染予防対策 / ビーチリゾート / 観光関連業者 / 地域経済 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、 ビーチリゾートやダイビング、シュノーケリングなどのマリンツーリズムを研究することで、コロナパンデミック中の、あるいはコロナパンデミック後の沖縄観光を観光社会学の観点から3年間研究を行った。方法は現地での参与観察とフィールドワークを採用した。フィールドワークは沖縄の各離島と東南アジアなどのビーチリゾートで行った。 沖縄県では、県内における有名なビーチリゾートでマリンツーリズムが盛んである座間味村、宮古島、石垣島とその周辺離島で、インタビュー調査とフィールドワークを行った。インタビュー調査では、各自治体の役場職員や観光協会職員に聞き取りを行い、インタビューを録音した。またフィールドワークでは、実際にツアーやイベントに参加して、感染予防対策や観光客の様子を調査し、その様子をデジタルカメラに収めた。また、日本国内では、有名観光地である京都、大阪、東京、宮崎県高千穂で、フィールドワークを行い、関係者にインタビューを行った。海外調査では、タイのサムイ島とプーケット、ハワイのオアフ島、インドネシアのバリ島、ベトナムのダナンでフィールドワークを行った。特に、タイのサムイ島とハワイのオアフ島では日本国の厳しいコロナ入国規制を体験できた。また、タイのプーケット、インドネシアのバリ島、ベトナムのダナンではコロナ・パンミック明けの観光需要の高まりを体感し、ツアーガイドなどからコロナ・パンミック中の現地の様子をインタビューで聞き取った。 研究結果は、沖縄観光ではコロナパンディミック中にいかに補助金を用いて観光業関連の業者救済と地域経済の円滑化に向けた施策を採択していた。それなりの効果はあったようだった。日本や沖縄の観光地が厳しいコロナ感染対策を行う中で海外では規制が緩く感染予防対策がなされなかった。
|
Research Products
(1 results)