2024 Fiscal Year Annual Research Report
間違いを起こさない内服薬(錠剤)のデザイン~色彩、形状からのアプローチ~
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21K12556
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| Research Institution | Fukuoka International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
三好 麻紀 福岡国際医療福祉大学, 看護学部看護学科, 准教授 (00595259)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
窪田 惠子 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (20309991) [Withdrawn]
庄山 茂子 福岡女子大学, 国際文理学部, 教授 (40259700)
青木 久恵 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (70526996)
門司 真由美 福岡看護大学, 看護学部, 准教授 (80527002)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 高齢者 / 誤服薬 / 薬 / PTPシート / 色彩 / デザイン / ピクトグラム |
| Outline of Annual Research Achievements |
最終年度:誤服薬を防止するために、20代女性に薬の服用実態やピクトグラムの認知度、わかりやすさを調査した。結果、約7%に誤服用の経験があり、服用時間や回数の間違いが認められ、高齢者だけでなく若年者に対する対策の必要性が示唆された。薬のピクトグラムの認知度は約20%で、5種の既存のピクトグラムの内容の理解を問う質問において、最も低い正答率は64.1%であったことから、ピクトグラムの認知度を上げるための対策やわかりやすい図案への改良が必要だと考えられた。わかりやすい図案として、日本語や英語表記を入れることは有効であったが、実際に薬のシートに使用する場合、細かい文字となり、特に高齢者には読み難いため図案のみで理解しやすいピクトグラムが求められる。また、薬を飲む人の実際の行為、順番を示す場合は矢印より数字、単純な図案がわかりやすさの点で有効であった。 期間全体:高齢者の多剤服用による誤服薬は、生命に危険を及ぼしたり、病状を悪化させたりすることが懸念される。そこで、高齢者をはじめあらゆる世代の人々の誤服薬を防ぐことを目的に、認識しやすいPTPシートのデザインやピクトグラムについて検討した。 ①PTPシートの色やデザインに着目し、異なる色と線のデザインの判別実験を行った。線による違いよりも色による違いが判別に影響することが認められ、PTPシートの色が隣接する色相や類似トーンの色相の薬を同時に複数個処方すると誤服用の原因になると考えられた。 ②誤服薬を防止するためにピクトグラムに着目した調査を行った。ピクトグラムは、実際の行為が表現されている絵柄やシンプルな絵柄、ピクトグラム内に文字表記のあるものがわかりやすいいことが確認された。ピクトグラムの認知度は低く、既存のピクトグラムは100%理解されているものはなかった。 以上、本研究成果は、誤服薬防止のための基礎研究として活用されることが期待される。
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