2022 Fiscal Year Research-status Report
Analysis of glycemic metabolism and exploration of novel therapy for surgical patients with sarcopenia using an artificial pancreas
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21K12647
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
花崎 和弘 高知大学, 医学部附属病院, 特任教授 (30240790)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 新平 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (00333576)
北川 博之 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (10403883)
前田 広道 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (20437734)
並川 努 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (50363289)
宮村 充彦 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (70464378)
上村 直 高知大学, 医学部, 客員助教 (80566191)
宗景 匡哉 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (90554478)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 人工臓器 / 人工膵臓 / サルコペニア / 糖代謝動態 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的はサルコペニア手術患者の糖代謝異常の発症と病態を解明し、手術成績向上に有効な新規治療を開発することである。そのために人工膵臓を用いて非サルコペニア患者とサルコペニア患者の前向き比較試験を行いサルコペニア手術患者の糖代謝動態の解析を行うことに加えて、サルコペニア患者に対して術前から運動療法の介入を行う比較試験を計画している。消化器外科手術患者を対象とし、手術開始時から術後集中治療部滞在終了までの期間(通常は1-2日間)、人工膵臓を用いた血糖管理及び連続血糖測定を実施する。期間内の2021年から2023年までに順次症例を登録し、以下の点を明らかにしたい。①サルコペニア患者は非サルコペニア患者に比べて糖代謝異常の頻度が高く、インスリン抵抗性も悪化しているか。②サルコペニア患者に対する術前~術後の運動療法は周術期糖代謝機能を改善し、手術成績の向上に寄与するか。③医療経済効果も検証。本研究に関する倫理委員会の承認を得た。残りの研究期間で症例集積を進めていき、期間内に臨床試験を終了したい。研究協力者:谷岡信寿(高知県立幡多けんみん病院)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究の解決すべき課題は以下の2点である。①サルコペニア手術患者の糖代謝異常の発症・病態メカニズムの解明。②サルコペニア患者の手術成績向上をもたらす新しい治療法の開発に向けて、学内倫理委員会の承認を得た。しかし、臨床的に有意義なアウトカムが得られず症例集積が予定数に至らないため、本基盤研究の現在までの進捗状況は遅れていると判断している。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度および2022年度は臨床現場での外科チームと研究との連携が十分ではなく、十分な症例登録に至らなかった。2023年度は倫理委員会にて承認され臨床的に有意義なアウトカムが得られるよう、引き続き症例集積を進めていく。今後は臨床現場の外科チームとの連携を深め、期間内に研究終了し、論文化したい。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響により当初予定していた学会が中止となり使用残額が発生したため、次年度に参加予定である。
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Research Products
(45 results)
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[Journal Article] [Brain Metastasis Arising from Gastric Cancer during Long-Term Treatment Using Nivolumab]2022
Author(s)
Tsutomu Namikawa 1, Akira Marui, Keiichiro Yokota, Yasuhiro Kawanishi, Masaya Munekage, Sunao Uemura, Hiromichi Maeda, Hiroyuki Kitagawa, Yusuke Nagata, Michiya Kobayashi, Kazuhiro Hanazaki
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Journal Title
Gan to kagaku ryoho. Cancer & chemotherapy
Volume: 49
Pages: 1544-1546
Peer Reviewed / Open Access
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[Journal Article] 癌悪液質が胃癌薬物治療に与える影響2022
Author(s)
並川 努, 丸井 輝, 横田 啓一郎, 山下 柚子, 小松 優香, 藤枝 悠希, 山口 祥, 川西 泰広, 福留 惟行, 宗景 匡哉, 上村 直, 前田 広道, 北川 博之, 小林 道也, 花崎 和弘
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Journal Title
日本外科学会定期学術集会抄録集 122回
Volume: 122
Pages: 838-838
Peer Reviewed
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[Journal Article] 孤立性胃転移をきたした浸潤性小葉癌の2例2022
Author(s)
並川 努, 丸井 輝, 横田 啓一郎, 山下 柚子, 山口 祥, 藤枝 悠希, 川西 泰広, 藤澤 和音, 小河 真帆, 沖 豊和, 福留 惟行, 宗景 匡哉, 上村 直, 前田 広道, 北川 博之, 岡本 健, 杉本 健樹, 小林 道也, 花崎 和弘
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Journal Title
(一社)日本消化器内視鏡学会
Volume: 64
Pages: 838-838
Peer Reviewed
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[Presentation] インドシアニングリーン蛍光マーキングクリップを用いたロボット支援下手術2022
Author(s)
並川努、宇都宮正人,横田啓一郎,丸井輝,山口祥,川西泰広,藤澤和音,宗景匡哉,上村直,前田広道,北川博之,小林道也,花崎 和弘
Organizer
第84回日本臨床外科学会総会
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