2022 Fiscal Year Research-status Report
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21K13284
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
北村 周平 大阪大学, 感染症総合教育研究拠点, 特任准教授(常勤) (90812090)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 気候変動 / 経済発展 / 因果推論 / 歴史データ / GISデータ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、ユニークな歴史・地理データを用いた実証研究を通じて、気候変動がどのようなメカニズムで経済発展に影響を及ぼすかを明らかにする。とりわけ、気候変動が「国家間の争い」と「時代ごとの活力」を介して経済発展に及ぼす影響に着目する。 2022年度は、主に実証分析、論文執筆、研究報告を行った。まず、歴史的な「国家間の争い」と欧州の首都の位置・国家の形状の関係に関する研究の論文執筆を進め(国際共同研究)、国内外の11個の学会等で報告した(学会発表1-11)。その中には、国際競争率の特に高い欧州の研究会も含まれる(学会発表4)。現在、論文投稿に向けて準備中である。加えて、「時代ごとの活力」に関連して、気候変動と絵画の明るさに関する研究を進め、海外の研究会で報告した(学会発表12)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度の主な実施計画は、「時代活力」テーマに関して解析を進め、論文を執筆し、学会等で報告することだったが、おおむね達成された。また、前年度から行っている、「国家間の争い」と欧州の首都の位置・国家の形状の関係に関する研究についても、さらに分析を進め、国内外の11個の学会等で報告した。現在、後者の研究の投稿準備中である。
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Strategy for Future Research Activity |
まず、「国家間の争い」と欧州の首都の位置・国家の形状の関係に関する研究に関して、国際学術誌に投稿する。次に、「時代活力」テーマに関して、気候変動と絵画の明るさに関する研究の解析・論文執筆をさらに進め、論文投稿を目指す。最後に、両テーマに関して、研究を進める中で思いついたアイデアについても試験的な解析を行う。
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Causes of Carryover |
追加データ作成用のコストが発生しなかったため。
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Research Products
(13 results)