2021 Fiscal Year Research-status Report
The different roles of public and private schools across the region and resulting educational disparities
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21K13315
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
黒田 雄太 大阪市立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (80845074)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 教育経済学 / 労働経済学 / ミクロ実証経済学 / ミクロ計量経済分析 / 教育政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、教育の地域格差の現状について把握するため、必要案データの収集を中心に作業を行った。まず、主要な被説明変数として利用する予定の、高校別の大学別合格実績について、直近21年分の電子データ化を行った。また、全国の小中高校のデータを収集し、立地や学生数、教員数などの基本情報および学区などの地理的な情報を取得し、データ化した。さらに、地域の特徴を考慮する為にGISソフトを用いて学校周辺の経済状況や建造物に関する情報を整理し、分析用のデータに接続した。現時点ではまだ新規の結果は得られていないが、データが完成したため、今年度は計量分析を中心に行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り、データの作成および基本的な情報の確認が完了した。
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Strategy for Future Research Activity |
実証分析に必要なデータが完成したため、今後は実証分析を中心に行う。そのために、まず国内外の関連研究を改めて調査し、既存の知見及び未解決の課題の整理を最初に行う予定である。その後はデータ分析を行い、得られた結果を国内外の学会・セミナーで報告し、研究を洗練していく。
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Causes of Carryover |
感染症拡大防止のために多くの学会やセミナーがオンラインとなり、旅費を使用しなかったため。
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