2023 Fiscal Year Annual Research Report
A Research Practicalizing the Image-motif Theory for the Innovation of Japanese-style Product Design
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21K13384
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Research Institution | J. F. Oberlin University |
Principal Investigator |
宮本 文幸 桜美林大学, ビジネスマネジメント学群, 准教授 (80826933)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | マーケティング / パッケージ / 擬人化 |
Outline of Annual Research Achievements |
①「3~5つの商品カテゴリーを選定し、それらに対する日本の消費者の商品本体認識とメタファー認識の解明」については、メタファーの中でも最も重要と考えられる擬人化について研究しました。具体的には化粧品のパッケージに対する消費者の擬人化認識方略を解明し、査読論文2報を執筆し1報は掲載され、2報目は日本商品学会に投稿し現在査読中です。また自動車のフロント部に対する擬人化認識方略を探る2つの実験を実施しました。その他、10の対象製品カテゴリーに対する消費者の擬人化認識・イメージと製品カテゴリー属性との関連性を探るための大規模(約1000名)の実験を実施し、多面的な分析を実施しています。 ②「文化圏によって異なるイメージ・モチーフの特性要因について、日本・中国に加え、欧米圏の代表として米国を対象に解明」については米国人を対象にした実験と分析を行い、その結果を日・中との比較を含めて学会にて発表しました。 その他、これまでの研究成果の一般への広報として、「日本経済に24兆円の効果をもたらす新理論:「ゼロ・プロモーション・マーケティング」とは」『世界経済評論IMPACT』(ネット記事・単著)、「ヒットを生むパッケージ・デザインの最新科学~ゼロ・プロモーション・マーケティングを可能にするインサイト・アウトサイト理論~」『包装技術』(専門誌・単著)、「“パッと見”で「買いたい」をつくるパッケージ・デザインの基本」『販促会議』(専門誌・単著)を執筆、公開されました。
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Research Products
(6 results)