2023 Fiscal Year Research-status Report
The effect of the long-term care prevention class in which volunteers participated on improving the health of the elderly.
Project/Area Number |
21K13501
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Research Institution | Ibaraki Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
藤田 好彦 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70713949)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ボランティア / 地域高齢者 / 介護予防 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度においても予定していた地域ボランティア養成講座を修了した地域ボランティア参加型の介護予防教室を実施することは困難であった。一方、地域ボランティア育成講座は予定通り開催され、新たに16名の地域ボランティアの育成の終了に至った。互助活動である地域サロン活動やオレンジカフェでの活動も、人数制限されてはいるが、以前の状態に戻りつつある形で開催されている。 地域ボランティア参加型の介護予防教室の開催が困難であることから、過去に介護予防教室および地域ボランティア養成講座に参加した方を対象に、体力測定を実施し、現在のボランティア活動に関する調査を行った。計81名(昨年度89名)の参加があり、43名(昨年度43名)が地域ボランティア活動を継続して実施していることが把握できた。次年度の調査において、互助活動であるオレンジカフェや地域サロンといったボランティア活動への参加や継続が、健康に与える効果について検討したく考えており、調査結果の蓄積を行っている。次年度においても、同様の調査の実施を行うことにより、地域ボランティア活動への参加が健康増進や維持に与える効果について比較検討を行うことが出来るよう、状況の変化に合わせながら進めることが出来たらと考える。 また、地域ボランティアに関する文献検索も昨年度に続き継続している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本来であれば介護予防教室にボランティアが参加し、共に運営することが望ましいが、新型コロナウイルスの影響により教室の実施形態に変化が生じたこともあり実施出来てはいない。そのため、開催時期をずらして体力測定とボランティア活動の調査を実施している。現在、集められた結果の集計を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
当初、本研究は高齢者の地域ボランティアを対象に、ボランティア参加型の介護予防教室の運営を行い、ボランティア活動に参加していない地域高齢者との比較を行うことを目的としていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により、ボランティア参加型の介護予防教室の実施が出来ていないことから、地域ボランティア活動に参加している高齢者を対象に体力測定とボランティアの参加状況の調査を実施している。次年度においても、同様の調査の実施を行うことにより、地域ボランティア活動への参加が健康増進に与える効果について比較検討を行うことが出来るよう、状況の変化に合わせながら進めることが出来たらと考える。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響により、介護予防ボランティア参加による介護予防教室の運営が困難となり、開始時である令和3年度より当初予定していた研究計画の通りに進めることが出来なくなったことが理由である。それに伴い過去に介護予防教室および地域ボランティア養成講座に参加した方を対象に、体力測定を実施し、現在のボランティア活動に関する調査を行っており、介護予防教室から地域におけるボランティア活動への参加に変更を行いながら進めている。 調査を進めるにあたり必要が生じた場合に、当初計画の範囲で助成金の使用が予定されている。
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