2021 Fiscal Year Research-status Report
Delay of motor development in infants: causes, developmental process, and influence for parents
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21K13549
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Research Institution | Kyoto Koka Women's University |
Principal Investigator |
大谷 多加志 京都光華女子大学, 健康科学部, 准教授 (70779313)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 乳児 / 運動発達 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年の乳児の運動発達の未熟化について検討するため、生後10ヵ月の乳児43名とその保護者に対して調査を実施し、うち18件については継続調査である1歳6ヵ月時調査まで実施した。収集したのは、乳児の発達について結果(新版K式発達検査2020、KIDS乳幼児発達スケール)および、育児不安質問紙の結果、出生体重等の出生時情報である。引き続き、10ヵ月調査を継続しながら、対象児の年齢に応じて1歳6ヵ月時調査、3歳時調査を実施していく予定である。 10ヵ月時調査については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や緊急事態宣言・まん延防止等重点措置等に伴う対面調査の中止や延期の影響で、予定より進捗がやや遅れている。対面調査が実施できなかった期間中は、調査スタッフの養成や、オンライン調査の可能性について検討するなど、あらゆる状況を想定し調査を完遂できるように準備を行った。現在は対面調査も再開される運びとなったため、今後キャッチアップを図っていくことが可能であると考えている。 また、現時点でも一定程度の件数のデータを収集することができたことから、出生体重や出生週数、出生時の両親の年齢と、10ヵ月時点での乳児の運動発達との関連について分析し、今夏に国内の関連学会にて研究発表を行う予定である。また、養育者の育児不安との関連や、専門家による個別発達評価と質問紙による保護者評価との関連などのデータについても、随時研究発表を行うように準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年3月末日現在で、研究計画における10ヵ月時調査を43件、1歳6ヵ月時調査を18件実施しており、当初予定の60‐70%程度の進捗状況である。予定より進捗が滞っている原因としては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による措置で対面調査が中止や延期になるケースが生じたことが挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、まん延防止等重点措置が解除され、対面調査が可能になっているため、感染状況が落ち着いている期間に重点的に調査を進めていきたいと考える。また、今後も感染拡大により対面調査が不能になるケースも想定し、オンラインによる代替調査の可能性についても模索していく。
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Causes of Carryover |
2022年度は10ヵ月時調査の不足件数分を実施するとともに、昨年度までに10ヵ月時調査、1歳6ヵ月時調査を実施した調査協力者を対象として、1歳6ヵ月時調査、3歳時調査を実施する予定である。次年度使用額は調査協力者謝金および調査スタッフに対する謝金として支出する予定である。2022年度中に10ヵ月調査は完了する予定であり、次年度以降は1歳6ヵ月時調査、3歳時調査を進めるとともに、中間的な研究発表についてもデータを取りまとめながら実施していく予定である。
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