2022 Fiscal Year Research-status Report
Delay of motor development in infants: causes, developmental process, and influence for parents
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21K13549
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| Research Institution | Kyoto Koka Women's University |
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Principal Investigator |
大谷 多加志 京都光華女子大学, 健康科学部, 准教授 (70779313)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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| Keywords | 乳児 / 運動発達の未熟化 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
近年の乳児の運動発達の未熟化について検討するため、生後10ヵ月の乳児119名とその保護者に対して調査を実施し、継続調査である1歳6ヵ月時調査は50件、最終調査である3歳時調査は13件まで実施した。収集したのは、発達に関する評価（新版K式発達検査2020、KIDS乳幼児発達スケール）および、育児不安質問紙の結果、出生体重等の出生時情報である。既に10ヵ月時調査は予定数を完了しており、引き続き、1歳6ヵ月時調査、3歳時調査を実施していく予定である。
2021年度までの新型コロナウイルス感染症の感染拡大や緊急事態宣言・まん延防止等重点措置等に伴う対面調査の中止や延期の影響が残り、現時点でも予定より進捗がやや遅れている。対面調査が実施できなかった期間中は、調査スタッフの養成や、オンライン調査の可能性について検討するなど、あらゆる状況を想定し調査を完遂できるように準備を行った。結果的に、転居等で対面調査に参加できなくなった対象者をオンライン調査でフォローしたり、オンライン調査と対面調査の比較検証が可能なデータを得ることができた。これらのデータは、今後のオンライン調査の可能性を検討する上での有用なデータになるものと期待される。
また、現時点で10ヵ月時のデータ収集は完了し、1歳6ヵ月時調査についても一定程度のデータを収集することができたことから、出生体重や出生週数、出生時の両親の年齢と、10ヵ月時点での乳児の運動発達との関連について分析し、今夏に国内外の関連学会にて研究発表を行う方向で調整中である。また、継続調査である1歳6ヵ月時調査、3歳時調査との比較検討についても、随時研究発表を行うように準備を進めている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年3月末日現在で、研究計画における10ヵ月時調査は完了し、1歳6ヵ月時調査は半数程度の進捗で、最終調査である3歳時調査にも着手している。おおむね、当初予定の70％程度の進捗状況である。予定より進捗が滞っている原因としては、2021年度に新型コロナウイルス感染症の感染拡大による措置で対面調査が中止や延期になるケースが生じたことが挙げられ、まだその遅延を取り戻すには至っていない状況である。
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| Strategy for Future Research Activity |
2022年度は対面調査の中断がなく、また新型コロナウイルス感染症も5類以降となることから、今後は遅延なく調査を進められる見込みである。既に10ヵ月時調査は完了していることから、10ヵ月時調査の参加者が継続調査の対象月齢になり次第、随時調査を実施していく予定である。しかしながら、一部対象者は、3歳時調査の対象月齢になるのが2024年以降となる見込みであり、状況によっては期間延長承認申請も視野に入れながら、調査データの収集を継続していく必要があると考える。
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| Causes of Carryover |
調査の進捗が予定より遅延していることに伴い、調査協力者謝金、調査スタッフ謝金の残額が予定より多くなっている。2023年度は予定されている調査を滞りなく進めるとともに、研究成果の発表を行うため、学会における研究発表や論文投稿を計画しており、その中で研究費を適切に活用していく予定である。
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Research Products
(4 results)
