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2023 Fiscal Year Research-status Report

保育現場におけるギフテッドの現状と支援に関わる基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 21K13564
Research InstitutionKobe Shinwa University

Principal Investigator

福井 逸子  神戸親和大学, 教育学部, 教授 (60390374)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywordsギフテッド / 保育現場 / 保育環境の見直し / 保育の質の向上
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、研究計画書の3年目にあたるため、昨年度に自記式質問紙調査を実施した保育現場の中から、作為的に20 数名の保育者を選出しインタビュー調査を行った。当初の研究計画書では、個別インタビューを想定していたが、選出先の保育現場の地域性、インタビュー対象者の年齢や経験年数等も考慮した上で、インタビュー対象者双方での学び合いが可能なフォーカス・グループ・インタビュー(FGI)を取り入れた。結果、地域の異なる3か所の公立保育園にて、延べ30名、3グループを対象としたフォーカス・グループ・インタビューを実施し、保育者同士の語り合いから、本研究の目的に即した研究データを取得することができた。
また、昨年度から今年度にかけて、本研究内で行ったアンケート及びインタビュー調査の結果をまとめた内容を第44回国際幼児教育学会の年次大会で発表した。尚、海外(タイ王国)で開催されたため、英語による口頭発表を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初、本研究は3か年計画で予定を立てていたが、1年目の研究期間がコロナウイルスの感染拡大により、調査依頼を始めとして、全くフィールドに出ることができないまま終える形となった。その為、初年度に予定していた自記式アンケート調査が2年目になり、その後のインタビュー調査を3年目に当たる今年度行ったように、全ての計画が1年遅れる形となった。現在、本研究は、科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)補助事業期間延長の承認を得ている。

Strategy for Future Research Activity

今年度は、本研究の最終年度に当たるため、研究計画書に沿った流れで、保育現場におけるギフテッドの課題の検討及び支援策を試案することを目指す。具体的には、一昨年、昨年度に行ったアンケート及びインタビュー調査の結果を再度分析し考察を行い、最終的には、保育現場におけるギフテッドの現状と課題を明らかにした上で、今後の保育現場におけるギフテッドに関わる支援策について言及していきたい。最終的には、約3ヵ年の本調査結果を報告書としてまとめ、保育現場に還元したい。

Causes of Carryover

本調査・研究が1年間延長したため、また、最終年度に総まとめとして報告書の作成を予定している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] A Basic Study of Giftedness in Japanese Childcare Settings2023

    • Author(s)
      福井逸子
    • Organizer
      国際幼児教育学会第44回大会
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2024-12-25  

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